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2008年05月26日(月)更新

【取材日記】ソウル紀行(2)

5月14日~18日までソウルで行なわれたブックフェア。

私たち一行は14日と16日の両日、
視察して参りました。
駆け足でご報告します。

■前回記事はこちら >>>

会場となったのは、COEX(韓国総合展示場)。
幕張メッセやマイドーム大阪などをご想像いただければと
思います。

ぶっくふぇあいち

下は会場前の街並みです。洗練されています。

ぶっくふぇあに

オープン日の昼には、出展する出版社の経営者が参加しての
セレモニーがあり、新聞社やテレビ局も取材に来ていたようです。

せれもに

韓国国内の出版社が多数を占めていましたが
日本などアジア諸国や欧米諸国の取次や出版社のブースも
目立ちました。
とりわけにぎわっていたのは、
やはり中国の出版社各社が集まったブースです。

ちゅうごく

ブースそのものも、他国のそれよりスペースが大きく、
あちこちで翻訳などの商談とおぼしき絵が見られました。
チベットなど人権問題を抱えながらも、
やはり北京五輪を控えて、注目度のレベルが違いました。

ちなみにこの時点では、
四川の大地震があれほど甚大な被害をもたらしているとまでは
報道されていませんでした。
たぶん最終日あたりでは、違った雰囲気になっていたかもしれません。

こちらは、いつもお世話になっている
トーハンさんのブース。
映っているのは同行の柏木支店長です。

とーはん

私どもの本も置いていただいています。
目録も……。(右端のもの)

ほん

もくろく

お話を聞かせていただいたトーハン海外事業部の阿部友子さんによると
私どもの本への韓国の出版エージェントの関心は高く、
用意していただいた目録の減りはこの日、一番だったそうです。
嬉しくなりますね。

雑誌編集担当者としては、ついこのコーナーに
足が向います。

ざっし

成功者にスポットを当てたとおぼしき雑誌は
全体に占める比率としては、
日本より多く出版されているような印象をもちました。
当然といえば当然ですが、
李明博大統領が表紙を飾っているものが目立ちました。

さて、これはおまけです。

さかいの

なんとタイトル(体裁からして、たぶん)が「SAKAI」。
いったい何の本なのか。

たしかマレーシアのブースだったと記憶していますが、
意味がおわかりのかたがいらっしゃいましたら、
お教えください。
装丁の雰囲気からしては、
あんまりハッピーそうな内容ではないような気も……。

明日以降は、あちらの出版社のかたにお聞きした、
ビジネス書の傾向などについて、
ご紹介していきたいと思います。

(編集部・酒井俊宏)



けいかいごがつ
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