ブログ個人トップ | 経営者会報 (社長ブログ)
「経営者会報ブログ」&「ニュートップリーダー」編集記者・酒井俊宏の「こんな社長さんに会ってきました!」
- ブログトップ
- ブログ個人トップ
2009年01月19日(月)更新
【取材日記】タビオ 越智直正会長
接するだけでこちらが元気をいただくような、
魅力的な経営者にお会いすることができる。
それは、この経営者会報という雑誌に携わることの
大きな「役得」だと思っております。
ものの考え方やスケールに刺激を受けますし、
なにより、単純に、パワーをいただいた感じになります。
実際、その会社がうまく行っているのも、
経営者のモチベーションや明るさに
多くの社員さんが刺激を受けている、
という面はあると思います。
そうしたかたは、やはり創業者に多いなというのが
私の実感です。
事業を自ら創り上げてきた自信がおありなのでしょうし、
ご自身が手塩にかけてきた会社、そして社員のみなさんに対して
大きな愛情を注いでいるのが伝わってきます。
経営者会報2月号の特集「高収益企業になる!」にご登場いただいた
タビオ創業者の越智直正会長は、まさに、そんなかたでした。
取材の窓口になってくださった、広報グループの伊藤さんと。
■タビオ ホームページ >>>
タビオはもとの社名をダンといいます。
社名変更して2年あまりなので、
こちらで記憶されているかたも多いと思います。
靴下卸から始まって、現在は企画から製造・卸売・小売まで手がけ、
「靴下屋」のブランドを中心に
FC、直営合わせて全国約280店舗を有しています。
一足800円前後からという同社の主力商品の靴下は
高品質で耐久性に優れ、ファッション性も高く、
消費者に強く支持されてきました。
多くの同業者、アパレル関係者が中国に生産拠点を置き、
彼の地での生産をメインとするなか、国内生産にこだわり、
製造などの関係する企業と手を携えた経営を貫いてきています。
(数%は同社でも中国生産していますが)
90年代初期に、生産工場(協力工場)と仕入れ先である糸関係の商社、
そして小売店をつなぐ、
サプライチェーン・マネジメントシステムを構築しているのです。
業界では嚆矢といえるでしょう。
そうしてできあがった、「売れるぶんだけ作る」体制が
同社の、売上高経常利益率12%超という高収益の根幹です。
詳しくは、2月1日発行予定の、
弊誌2月号をご覧いただければと思いますが、
越智会長は、人こそ高収益の源泉とおっしゃっています。
「システムは道具です。道具を真似すれば成功するなら、
長嶋さんのバット使えば誰でもホームランが打てること
になる。作家先生の使てる万年筆使えば同じ文章が書け
ることになる。そんなわけない。システムではなくてそ
れを支える人が重要なんです」
もう一つ。
世界中を回ってきた越智会長は、日本人と日本という国に
強い誇り、自信をもっておられます。
「わし程度の男の考えることは、日本という国で、日本
人と一緒なら、必ず叶えられる。日本人は優秀です。な
のにメディアは悲観論ばかり。日本人は自信をもたなく
てはいけません」
つい悲観的になりがちな昨今ですし、
多くのマスメディアの姿勢は、たしかに
総じて悲観的な論調が幅をきかせています。
もちろん理性的な検証は必要ですが、
メディアのそうした論調が余計に
人々から活力を奪っている面は
否めないのではないか、と思います。
弊誌は、悲観論に陥らない、明るい将来を描くための
ヒントを示していきたいと、越智会長にお会いして、
改めて肝に銘じた次第です。
読めば元気の出る、越智会長のお話、
ぜひ弊誌を手に取って、ご覧いただければと思います。
越智会長、元気をいただきました。
ありがとうございました!
■中小企業経営者のための羅針盤『月刊経営者会報』
ご購読のお申し込みはこちら >>>
見本誌の無料お取り寄せができます! お申し込みはこちら >>>
■経営者会報ブログにご興味をおもちの方・入会ご希望の方はこちら >>>
■ライフ&ビジネスアドバイザー 日本実業出版社 >>>
魅力的な経営者にお会いすることができる。
それは、この経営者会報という雑誌に携わることの
大きな「役得」だと思っております。
ものの考え方やスケールに刺激を受けますし、
なにより、単純に、パワーをいただいた感じになります。
実際、その会社がうまく行っているのも、
経営者のモチベーションや明るさに
多くの社員さんが刺激を受けている、
という面はあると思います。
そうしたかたは、やはり創業者に多いなというのが
私の実感です。
事業を自ら創り上げてきた自信がおありなのでしょうし、
ご自身が手塩にかけてきた会社、そして社員のみなさんに対して
大きな愛情を注いでいるのが伝わってきます。
経営者会報2月号の特集「高収益企業になる!」にご登場いただいた
タビオ創業者の越智直正会長は、まさに、そんなかたでした。
取材の窓口になってくださった、広報グループの伊藤さんと。
■タビオ ホームページ >>>
タビオはもとの社名をダンといいます。
社名変更して2年あまりなので、
こちらで記憶されているかたも多いと思います。
靴下卸から始まって、現在は企画から製造・卸売・小売まで手がけ、
「靴下屋」のブランドを中心に
FC、直営合わせて全国約280店舗を有しています。
一足800円前後からという同社の主力商品の靴下は
高品質で耐久性に優れ、ファッション性も高く、
消費者に強く支持されてきました。
多くの同業者、アパレル関係者が中国に生産拠点を置き、
彼の地での生産をメインとするなか、国内生産にこだわり、
製造などの関係する企業と手を携えた経営を貫いてきています。
(数%は同社でも中国生産していますが)
90年代初期に、生産工場(協力工場)と仕入れ先である糸関係の商社、
そして小売店をつなぐ、
サプライチェーン・マネジメントシステムを構築しているのです。
業界では嚆矢といえるでしょう。
そうしてできあがった、「売れるぶんだけ作る」体制が
同社の、売上高経常利益率12%超という高収益の根幹です。
詳しくは、2月1日発行予定の、
弊誌2月号をご覧いただければと思いますが、
越智会長は、人こそ高収益の源泉とおっしゃっています。
「システムは道具です。道具を真似すれば成功するなら、
長嶋さんのバット使えば誰でもホームランが打てること
になる。作家先生の使てる万年筆使えば同じ文章が書け
ることになる。そんなわけない。システムではなくてそ
れを支える人が重要なんです」
もう一つ。
世界中を回ってきた越智会長は、日本人と日本という国に
強い誇り、自信をもっておられます。
「わし程度の男の考えることは、日本という国で、日本
人と一緒なら、必ず叶えられる。日本人は優秀です。な
のにメディアは悲観論ばかり。日本人は自信をもたなく
てはいけません」
つい悲観的になりがちな昨今ですし、
多くのマスメディアの姿勢は、たしかに
総じて悲観的な論調が幅をきかせています。
もちろん理性的な検証は必要ですが、
メディアのそうした論調が余計に
人々から活力を奪っている面は
否めないのではないか、と思います。
弊誌は、悲観論に陥らない、明るい将来を描くための
ヒントを示していきたいと、越智会長にお会いして、
改めて肝に銘じた次第です。
読めば元気の出る、越智会長のお話、
ぜひ弊誌を手に取って、ご覧いただければと思います。
越智会長、元気をいただきました。
ありがとうございました!
(編集部・酒井俊宏)
■中小企業経営者のための羅針盤『月刊経営者会報』
ご購読のお申し込みはこちら >>>
見本誌の無料お取り寄せができます! お申し込みはこちら >>>
■経営者会報ブログにご興味をおもちの方・入会ご希望の方はこちら >>>
■ライフ&ビジネスアドバイザー 日本実業出版社 >>>
バックナンバー
<<前月 | 翌月>> |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
|