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2009年06月04日(木)更新

【ブログピックアップ】蒲郡製作所 伊藤智啓さん

「ブログピックアップ」では、
経営者のみなさんの書かれたブログの中から、
お薦めのブログをご紹介しています。

今回のお薦めブログは
蒲郡製作所伊藤智啓さんです。
 
 *      *      *


皆さん、こんにちは!

本来は、もったいぶって
明日の公開にしようと思っていましたが
真奈美先生に、折角突っ込んでいただきましたので
各誌新聞をすっぱ抜いて、全国初公開させていただきます。


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■蒲郡製作所 ホームページ >>>

 *      *      *


伊藤さん、おめでとうございます!
 
伊藤さんが先代さんから受け継ぎ、企業文化として築いてこられた、
「難しいことに挑戦する」という姿勢が、
実を結ばれたのでしょう。

難題に答え続ける姿勢が、技術を磨くことにつながったのでしょうし、
そう考えると、企業としての姿勢、経営者その人の姿勢が、
技術力の根幹をなしているように思えてなりません。
 
すでに多くの経営者会報ブロガーのかたがお祝いのコメントをお入れになっていますが、
このかたたちも、みなさん、同様の姿勢をもっておられると思います。
 
伊藤さんは、今後、プロジェクトの進捗を実況的にブログで
オープンにしてくださるそうです。
ぜひ、今後の伊藤さんのブログにご注目ください。
 

(編集部・酒井俊宏)




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2009年06月04日(木)更新

【取材日記】伊那食品工業 塚越 寛さん ─1─

先週末、経営者会報本誌7月号『永続企業になる!』の取材で、
長野県伊那市へ行ってまいりました。

伊那食品工業会長・塚越 寛さんへの取材です。

かいちょうさん

ご存じのかたも多いと思いますが、
塚越さんは、永続を志向し、急成長は避け、
少しずつ、着実な発展を果たすことを念頭に
経営をしておられます。

教育に力を入れ、「年功序列」を崩さず、
メセナという言葉が広まる前から、地域社会への貢献を
自身と自社に課してこられています。
最近、『年輪経営』という本もお出しになりました。
経営者のファンのかたも多いと思います。

まさに、日本的な価値観を大切にした経営で、
多くの企業にとって学ぶべき点が多い会社だと思います。

数年前、弊誌の「異能経営者がゆく!」で
取材をさせていただいたことがあり、
私がお目にかかるのは、2度目となります。

ふだんは、取材でお邪魔してすぐに
ここでご紹介することはあまりしないのですが、
(ある程度、整理して書く義務があると思いますのでそのようにしております)
あらゆる面で素晴らしい会社であることと、
その環境の素晴らしさに感動したこと、の2点から、
早々にご紹介したいと考えました次第です。

今回は、同社と、その周囲の環境の素晴らしさと
地域貢献の一端を、写真中心でご紹介したいと思います。

最寄り駅のJR飯田線・沢渡(さわんど)駅を下りて
歩いてみました。
同線・伊那市駅からタクシーを使えばすぐなのですが、
素晴らしい環境なので、おいしい空気を味わい、新緑の景色を眺めながら
お訪ねすることにしました。

沢渡駅を下りて。天竜川のほとりから撮影。
いなしです


沢の右手にある道を上っていくのですが、
同社の本社はなんと、この上流の左手にあるのです。
さわ

本社の手前の橋から、沢を見下ろしてみました。
さわを

本社の敷地は、塚越会長の方針で木々が豊富です。
森の中に会社があると言ってもいいくらいです。
ほんしゃ

窓枠には花が飾られています。
しゃおくに

朝、8時半過ぎ、社員の方々が、一所懸命、
掃除をしておられました。
そうじ

先にも述べたように、同社は、地域社会に貢献しようということで
さまざまな取り組みをしておられます。

その一環が「かんてんぱぱガーデン」の運営です。
和食、洋食、そばなどのレストランがあり、
同社が長年培ってきた「寒天」の美味しく、体によい食べ方や調理法を
楽しみながら味わえます。
庭園に売店も備えていて、いまではすっかり観光スポットになっています。
年間30万もの人々が、全国から訪れるそうです。

にわ

和食レストラン「さつき亭」。
さつきてい

こちらはおそばやさんです。
そば

洋食レストラン「ひまわり亭」。
にわさん

取材を終えたあと、ここでパスタをいただきました。
パスタも美味ですが、寒天を使ったサラダが絶品でした。
従業員さんの感じのよさが印象に残りました。

ぱすた

さらだ

売店では、同社の商品だけでなく、
地元の農家のかたの作った野菜なども直売しています。

ばいてん

ガーデンの敷地内には、地下深くからくみ上げられた井戸があり、
この美味しい水は、地元のかたに無償で提供しておられるそうです。
同様の井戸が、本社の敷地内にもあります。

いど


同社はこのような環境を一気にではなく、
少しずつ、整えてきたのです。
そこが素晴らしいと思います。

塚越会長は「お金は遣うためにあるんです」
おっしゃいます。

いま改めて脚光を浴びている
塚越さんご本人の経営観、価値観については、
次回、ご紹介したいと思います。

※続きはこちら >>>


(編集部・酒井俊宏)




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