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2012年08月31日(金)更新

つくば暮らし・猪苗代~会津の旅③

最終日(21日)は会津若松城へ。

戊辰戦争で傷つき、維新後、
石垣を残して廃城。
現在の天守閣や櫓、門などは、
昭和40年に地元の人たちが力をあわせて
再建されたものです。

石垣は、往時のままだそう。

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天守にのぼり、そこから市中を眺めます。
白虎隊の人たちが自決したという飯盛山方面。

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うまく言葉でいえませんが、
会津若松の街には、常に凛とした空気を感じました。

名君として名高い会津藩祖・保科正之、
それより前にこの地を治めた蒲生氏郷や上杉景勝といった
英傑たちの家中の遺風がやはり影響しているのでしょうか。
どこを歩いても、農村地帯を走っても、
街全体が、つねに掃き清められているような、
小気味よい、こざっぱりとした印象がずっと持続します。

会津藩にはかつて「什の掟」というものがありました。
地域ぐるみで、士族の子弟を教育するための理念と
理解していますが、そうした気風のようなものが、
やっぱり生きているのでしょう。

────────────────────────────
什(じゅう)の掟
 
一、年長者の言うことに背いてはなりませぬ
二、年長者には御辞儀をしなければなりませぬ
三、虚言をいふ事はなりませぬ
四、卑怯な振舞をしてはなりませぬ
五、弱い者をいぢめてはなりませぬ
六、戸外で物を食べてはなりませぬ
七、戸外で婦人と言葉を交えてはなりませぬ
 
ならぬことはならぬものです
────────────────────────────

七以外は、基本的にいまも通じる話かと思います。

いじめの問題なども、結局、理屈ではなく、

「ならぬことはならぬものです」

と大人が言うしかないですし、大人が、弱い者をいじめたりしない、
という手本を見せるしかない。

何年か前、社会学者の人たちを中心に「なぜ人を殺してはいけないのか」と
子供に聞かれたらどう答えるか的な論争が、メディアで盛んだった時期があります。

なぜもなにもない。

「ならぬことはならぬものです」
 
それが答えだと思います。

あえて理屈を言うなら、
ならぬことをしないこと、自体が人間の条件である、
からです。

ならぬことをしていないか、
自戒の念を抱きつつ、そんなことをふと思いました。


さて、駆け足で回った福島県二泊三日。
美味しいものをいただいて温泉につかってオーバーホールするのが
もともとの、ごく普通の目的でした。
帰ってきてから思うのは、
わが国の素晴らしさ、国土の美しさ、先人たちの偉大さなどが
こんなに体感できる土地もそうはないのではないか、ということです。

福島県、最高です。
行ったことがないとしたら、損ですよ。

そういえば、ちょっとした偶然ですが、
本誌最新号の表紙の写真↓は「南会津のそば畑」でした。

(編集部 酒井俊宏)
 


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2012年08月28日(火)更新

つくば暮らし・猪苗代~会津の旅②


2日目は、五色沼を歩きました。
 
明治期、磐梯山の噴火により
沢や川がせき止められてできたという湖沼群の一部だそうです。
五色の名の通り、いままで見たこともないトーンをなしていました。
 
落ち着かないのは、ツキノワグマが数日前に出没したとのことで、
注意を促す看板があちこちに立っていたこと。
 
クマは本来、臆病な動物なので、接近を知らせながら歩くとよいと聞きますが、
歩き始めは、ややびくびくしながらのトレッキングに。
 
毘沙門沼です。
磐梯山が向こうに……。

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赤沼です。

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こちらは深泥沼。

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青沼です。

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よく整備されたこの景勝地一帯は、実は、
一人の人物の奮闘がもとになって生まれています。
 
明治期、遠藤現夢という人物が、噴火で崩壊した山と
岩屑なだれによって荒れてしまった土地を再生させるべく植林を始めたことが、
現在のような整備された観光地となっていくもとになったそうです。
 
商売柄どうしても、そういうところに興味が向いてしまうのですが、
地域への貢献に力を注ぐ、多くの中小企業経営者のみなさんと重なります。
 
現夢のような先人(おそらく日本中にそういう人たちがいたことでしょう)の努力で、
美しい国土があることを忘れてはならない、と改めて思いました。


すぐそばに、桧原湖というやや広い湖もあります。
ここでも、福島の空は、広く深く、素晴らしかった。

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この日は喜多方を回って、
遅い目の昼食。もちろんラーメンをいただきます。
老舗として知られる大安食堂さんの醤油ラーメン。

絶品です。
あっさりとしてほどよくコクのあるスープもさることながら、
ちぢれた麺がもちもちとおいしい。
このお店はラーメン以外やっていないのにも
好感をもちました。

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2日目の宿は、芦ノ牧温泉の丸峰観光旅館へ。
とても食事がおいしく、感じのよい宿でした。
 
 
 
(編集部 酒井俊宏)


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2012年08月24日(金)更新

つくば暮らし・猪苗代~会津の旅①


少しずれて夏休みをいただき、
8月19日から21日まで、
家内と二人、福島へ行っておりました。

たくさん落とせるわけではないですが
同じお金を使うなら、福島県で、と
ただなんとなく思い立っての旅ではありました。
 
あちこちで、《うつくしま、ふくしま》と記された
ポスターや看板を見かけましたが
その通りだと思いました。
 
以下、写真メインで、うまいものや美しい景色を
振り返ります。
 
猪苗代湖を背に、左に磐梯山、右手に安達太良山を仰ぎ見て、
撮ってみました。

 
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高村光太郎の『智恵子抄』に
「あどけない話」と題された次のような一節があります。
 
──────────────
智恵子は東京に空が無いといふ、
ほんとの空が見たいといふ。
私は驚いて空を見る。
桜若葉の間に在るのは、
切つても切れない
むかしなじみのきれいな空だ。
どんよりけむる地平のぼかしは
うすもも色の朝のしめりだ。
智恵子は遠くを見ながら言ふ。
阿多多羅山の山の上に
毎日出てゐる青い空が
智恵子のほんとの空だといふ。
あどけない空の話である。
──────────────
 
「ほんとの空」とは、どんなものか。
ちょっと気になっていました。
昔、冬に猪苗代に来たことはあったのですが、
雪雲で曇天だったため、ちょっと印象が違っていました。
 
私の住むつくば市の空も素晴らしいものがありますが、
阿多多羅山(安達太良山)と磐梯山にかけての空は
ほんとに美しく、深く、広かった。
 
そばの花も、きれいに咲きほこっていました。
そば畑のむこうは磐梯山。

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猪苗代湖をわたる風は涼しく、かすかに、
生き物がたしかに棲んでいる淡水らしい匂いがします。

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そばの花を見ていたら、単純ですが、やはりそばが食べたくなり・・
お昼は三城というお店で麦とろそばを。
香りものどごしも最高でした。

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宿は星野リゾートの運営する磐梯山温泉ホテル。
接客、料理、設備、すべてが満足。

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食事は、ビュッフェスタイルで楽しめます。
晩のメインは、特製豚ロースの塩釜焼き。

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とにかくビールが進みます。

これは会津の伝統料理「こづゆ」。
お祝いの席に必ず登場する行事食だそう。
豆麩が美味しい。

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デザートも美味です。
こちらは、ゆずをつかったシャーベットで
シャンパン(だったか)がかかっています。

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ずいぶん食べたと思いましたが、
朝になればちゃんとおなかが減るものです。
朝食も美味でした。

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メインは、シェフが目の前で焼いてくれるオムレツ。
由緒正しい感じです。

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クルマの旅なので無理でしたが、
これでビールをいただきたかった・・。
 
 
この日、2日目は、五色沼方面へ行きました。
続きは、後日アップします。
 
 
(編集部 酒井俊宏)


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2012年07月03日(火)更新

つくば暮らし・筑波山を歩く


「つくば暮らし」と銘打った記事をときどき書いていますが、
肝心のわが筑波山のことを、そんなに書いていませんでした。


同じ茨城県内のひたちなか市で育った私は、
子供の頃から、家族でも、学校の遠足や、子供会のイベントなど、
全部カウントするともう十数回、足を運んでいます。
昔はけっこう自分の脚で登った記憶があります。

つくばに引っ越してからも、筑波山神社へのお詣りをかねて
何度か足を運びましたが、途中までクルマ(拙宅から麓まで約20分)、
そして、ついケーブルカーで頂上近くに行ってしまう。

せっかく近くにいるのだから、ちゃんと登ってみようと、
10日ほど前、夫婦で登山道を歩いてみました。

登山道はいくつかあり、一番きついルートを行ったのですが、
やっぱりきつかった・・・


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筑波山神社です。
神社を左手に進むとケーブルカーの駅があり、
その右に登山道入り口があります。

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筑波山は標高877メートル。
こちらの登山入り口付近は標高200メートルほど。
高低差で500メートル以上を成人男性の脚で
90分、というコースです。
見た目以上にしんどい。
最後の頃は息もたえだえ。

でも空気がすばらしい。
マイナスイオンたっぷりです。

途中、山頂近くに、万葉集にも詠まれた
男女ノ川(みなのがわ)の源流があり、
その石清水のなんとおいしかったこと。

ようやく頂上付近にたどりつくと、
関東平野が一望のもとに。絶景です。

なお、筑波山は峰が二つあり、
低いほうが男体山。高いほうが女体山といいます。
これは、男体山頂付近から。

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男体山を少し下りたところから
女体山頂を撮りました。↓

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こちらは、山頂付近に複数ある茶店兼食堂で、
どこでも食べられる共通メニュー「つくばうどん」。
地元有志で開発したメニューだそうです。
美味しいですよ。

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つ→筑波地鶏のつくねの「つ」
く→黒野菜(ごぼうなど)の「く」
ば→県の銘柄豚、ローズポークのばら肉の「ば」

無理無理感がちょっぴりありますが、こういう語呂あわせです。
ほとんどのお客さんが、これをオーダーしていて
大人気でした。


こちらは昔からの無形の名物、がまの油売り。
売店のあるエリアにて。なごみます。平和です。

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前にも書きましたが、
万葉の昔から神の棲む山として崇敬され、
日本百名山にも選ばれています。
百名山の中で唯一、1000メートルを切る、一番低い山です。

山伏の修行の場としても知られ、
かの武蔵坊弁慶もなんども足を運んだとか。

つくばエクスプレスが開通して以降、
つくば駅から麓までの直通バスも増え、
気軽に足を運べるようになっています。

山全体が信仰の場である、どこか厳かなたたずまい。
筑波山神社界隈の、江戸時代から続く、賑わい。
そのあたりには、筑波山温泉があり、旅館も数軒。
日帰り湯も利用できます。

いつも仰ぎ見ている筑波山を、
久しぶりに自分の足で登ってみて、その魅力を再認識しました。
ことしは何度か登ってみようと改めて思い、先週、
トレッキングシューズを初めて購入しました。
スニーカーみたいなので登った私たちがばかなのですが、
あの傾斜はちゃんとした靴でないと無理です。

とはいえ、トレッキングせずとも、ケーブルカーやロープウェイで
それこそあっという間に頂上付近に行けます。
ぜひ、県外のかた、体力に自信がないというかたも、
みなさん気軽に足を運んでみてください。

なお、つくばセンター(つくばエクスプレス・つくば駅)から
「北部シャトル」という路線バスに乗ると、
竜巻被害に遭った北条地区からの登山道も選べます。
土蔵などが残る同エリアもみどころが多いので、
ぜひ、そちらへもお立ち寄りください。

 

(編集部 酒井俊宏)

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2009年09月15日(火)更新

沖縄・やんばるの旅 ─2─

前回からの続きです。

3日めは、海三昧。
南国のドライブは最高です。

どらいぶ
(車中より家内が撮影)

本部半島から橋をわたっていける、
瀬底(せそこ)島で1日中、シュノーケリングを楽しみました。

オクマビーチには悪いけど、さすがに島だけあって、
この瀬底ビーチのほうが綺麗です。

せそこいち

せそこに

一昨年行った、竹富島の海は、
人生一綺麗と思ったけれど、それに匹敵する美しさ。
やっぱり沖縄はいい……。

あちこちにハイビスカスが咲いています。

はな


一日遊んだ代償は、日焼け止めを塗ったにもかかわらず、
真っ赤っかのち、真っ黒に。
全身べろべろに皮がむけ、ようやく最近脱皮しきった感じです。

沖縄の人は、Tシャツなどを着たまま
海に入るとも聞きますが、納得です。

またまた職業病ですが、実はこの瀬底島には、
かつて取材をさせていただいたことのある社長さんが
絡んだプロジェクトがあり、
残念ながら、その会社が昨年の不動産不況で倒産。
リゾートホテルの建設を予定していたのですが、
工事が中断されたままの状態でした。

その社長さんはとても爽やかな、社員思いのかたで
個人的にはとても好感をもっていたので、
残念です。

ただ、実際に足を運んでみて、
もちろん地元の雇用が失われ、再開の目処も立っていないところで
部外者がいうべきことではないかもしれませんが、
この穏やかな島に、鉄筋造りのリゾートホテルはあまりそぐわない、
という印象をもったのも事実です。




最終日は、那覇の牧志市場へ。
この雑多なにぎわいに、元気をもらう気がします。

いちば

1階が市場で、2階が食堂。
食堂はお店がいくつもあって、どのお店も美味しそうです。

魚屋さんなどもたくさんあり、
好みの魚を選んで2階のお店に持ち込むと
調理してもらえるシステムになっています。

この経営者会報ブログのおかげで、
大阪の人に知り合いが増えたせいか、
反射的に「道頓堀」というお店をチョイス。

どうとんぼり

なぜ道頓堀なのか、と店員さんに尋ねると、
「マスターが大阪出身なんです」と
しごくまっとうな回答。

なにを頼んでも美味しかったですね。
このお店もお薦めです。

これは家内が選んだ、海ぶどう丼です。
ぷっちぷちでございます。(ややエビスヤ・山岸さん風)

うみぶどう

私は、ゴーヤチャンプル・ソーキ載せという定食を。
豚の軟骨がこりこりしてたまりません。

ちゃんぷる

食事を終えたら
市場の周辺にある果物屋さんで、
家内の実家と私の両親に、
思い切って宅配便でマンゴーを奮発!

みよしや

この三芳商店さん。どの果物も美味しそうです。
清潔感があって、大事に果物を扱っている感じ。
市場周辺で果物をお土産にするなら、
お薦めです。

マンゴーを買ったら、美味しい「島バナナ」を2本、
サービスしてくださいました。

すっかりリフレッシュして、
また活力が湧いてきました。



……というわけで、脳天気な旅のレポート、
終わります。

気を取り直して、明日からは取材日記など、
綴ってまいります。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。


(編集部 酒井俊宏)




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2009年09月14日(月)更新

沖縄・やんばるの旅 ─1─

先月行ってまいりました、沖縄の旅を
アップいたします。

いまごろ? という声が聞こえてきそうですし、
残暑見舞いにも、もはや遅かりし、ですが
まだ暑さの残るこのごろ、
涼しげな写真もありますので、
どうか、ご容赦ください。

沖縄は、これが3度目です。
いままで足を運べなかったやんばる(本島北部)方面に
家内と二人、3泊4日で行ってまいりました。

初日、かねてより行ってみたかった、
「美ら海水族館」へ。
那覇からレンタカーを飛ばして本部半島方面へ。
ちょうど本島の真ん中あたりで、
西に突き出た半島の先端エリアに
「美ら海水族館」はあります。
宿もそばに取りました。

「黒潮の海」と名づけられた水槽には
数匹の巨大なジンベイザメが悠然と回遊しています。

幻想的な風景にひたすら見とれて、
時間の経つのも忘れ、忘我のひととき。

ちゅらうみ

ちゅらうみに

この水槽のアクリルパネルはなんと厚さ60センチメートル。
一枚の大きさが、高さ8・2メートル、幅22・5メートルだそうで、
2008年にドバイの水族館に抜かれるまでは、
世界最大のアクリルパネルだったとか。

水圧を考えると、私のような技術の素人でも
そのすごさに思い至ります。

パネルの解説を読んだ瞬間、
このパネルを作ったのはどの会社なのだろう、
と職業病が首をもたげて、われに返りました。

調べてみると、こんな記事がありました。>>>
香川県三木町の日プラさんです。
日本のものづくりの心意気が現れていますね。

いつかお邪魔したいものです。

こちらはオニイトマキエイ(マンタ)。
大きいものは、体の横幅が8メートルほどにも
達するそうです。

まんた

水族館は、道路から眺めると、一見、
こじんまりした印象でしたが、
実は海に面した斜面に建てられていて、
海側から見ると、なかなか壮観な建物でした。

すいぞくかんがいかん

2日目はやんばるへ。
国頭村(くにがみそん)の比地大滝を目指します。
ヤンバルクイナなぞに出会えたらよいな、と思いつつ、
片道約1時間の遊歩道を歩きます。

やんばる

残念ながら、ヤンバルクイナには
出会えず、幸い、ハブにも遭遇せず。

でも、小さな生き物たちには出会いました。
こちらはリュウキュウヤマガメ。
かめ

キノボリトカゲ。敏捷です。
とかげ

遊歩道は整えられていますが、
アップダウンがきつい・・

ようやく滝にたどりつきました。

たき

沖縄は、みなさんご存じの通り、
本島を貫く鉄道はありません。
車がおもな交通手段なので、駅がないかわり、
「道の駅」が多数あります。
ここ国頭村には「道の駅 ゆいゆい国頭」が。

この施設内にあるレストランの
「猪豚そば」は絶品でございました。
沖縄そばの具が、炒めたもやしと猪豚肉。
野趣あふれる、私好みの味でした。
もしもお近くへ起こしの際は、ぜひご賞味を。

そば

これで腹いっぱいかと思っていたら
やはり家内は別腹があるらしく、
同じ敷地内の、甘味屋さんへ。
こちらもお勧めしたい、素敵なお店でした。

家内がオーダーした自家製すももフラッペ。

ふらっぺ

一口、二口、手伝いましたが、これも絶品。
ここでいただいた「さーたーあんだぎー」も
過去食べたなかでは一番でした。

本部半島のホテルへ帰る途中で、
オクマビーチでのんびり。

おくま

沖縄に行くたび、やっぱり自分のご先祖さまは
黒潮に乗ってやってきたのかな、
と思うくらい、なんとも言いようのない懐かしさを感じます。

長くなったので、続きはまた後ほどアップします。
脳天気なだけの記事ですが、どうか続きも、おつきあいください。


(編集部 酒井俊宏)






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2009年08月18日(火)更新

会員さんの夏の思い出・総覧

先週、お盆休みだった会社は多いと思います。
弊社も会社としての休みは、先週でした。

会員のみなさまも、夏休みを取られたかたが多かったようで
ブログで綴ってくださっています。

会員のみなさまの、この夏の思い出記事、
ぜひ一覧でご参照いただきたいと思い、
ここにとりまとめてみました。

もし、もれてしまっていたら、
ご遠慮なくご教示くださいますよう、お願い致します。

それにしても、みなさま、個性豊かです。
仕事絡みの記事もあれば、
ホラー&笑いの記事(どなたかはご一読のうえお確かめください)に
ご自身が出掛けるのではなく、お孫さんを迎えた、心温まる記事、などなど。

ご家族・社員さんへの愛情とユーモア、
そして、心のゆとりに充ち満ちたブログを拝見していると
ほんとうに素晴らしい会員さんたちが集ってくださったなあ、
とうれしくなります。

ちなみに、私、酒井は明日からちょっとずれて夏休みです。
沖縄・やんばるに行ってまいります。
帰ってきたら、旅の記事を書きます。

■pupu-cafeで思い切り遊びました!
(涯 石原将一さん)

■知多半島沖の日間賀島へ
(井寄事務所 井寄奈美さん)

■大地の芸術祭2009【越後妻有アートトリエンナーレ】4
(久米繊維工業 久米信行さん)

■安・近・短な夏休み @亀山湖
(小高莫大小工業 小高集さん)

■京都 五山の送り火
(治部電機 治部健さん)

■中央高速談合坂SAバラバラ殺人事件の真相
(コクホー 庄山悟さん)

■信州その(4) 伊那食品工業
(三元ラセン管工業 高嶋博さん)

■09男旅・・・5完
(八戸ニューシティホテル 谷口圭介さん)

■寺田家の夏休み09 
(京都工芸 寺田元さん)

■桐生八木節まつり中日・まゆ玉ころがし大会 
(森秀織物 長谷川博紀さん)

■贅沢な夏休み 
(東京彫刻工業 花輪篤稔さん)

■車内の3S 
(レーザーテック 浜野太郎さん)

■ブルーベリー狩り
(ジェイ・ポート 樋下茂さん)

■琵琶湖一周輪行紀行 No.2
(枚岡合金工具 古芝保治さん)

■夏休みが始まり
(エムツーフォト 宮田昌彦さん)

■木曽路を歩こう~蔵元見学
(エビスヤ 山岸健一さん)

■二人の少年(孫たち)がご帰還
(横山工藝 横山国男さん)



(編集部・酒井俊宏)




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2008年05月09日(金)更新

ソウル・ブックフェアへ行ってきます!

ハングルはもちろん、英語すら怪しい私が、
なぜか社命で、来週いっぱい、ソウルのブックフェアへ
視察に行くことになりました。

そういうわけで、しばらくブログの更新が滞ります。
(……ってそんなに頻繁に更新してませんね)

無事戻ってきたら、あちらで目にしたあれこれを
アップしたいと思っております。

留守中も、「経営者会報ブログ」を
よろしくお願い申し上げます。


(編集部・酒井俊宏)



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2007年08月29日(水)更新

忘れられない夏の思い出 沖縄・竹富島へ行ってきました! ─3─

からの続き)

竹富島の魅力はなんといっても
集落の美しさにあるでしょう。

司馬遼太郎さんの『街道をゆく 沖縄・先島への道』
(朝日文庫 91、92ページ)から
ちょっとだけ引用させていただきます。

 やがて集落に入った。
 集落はじつに美しい。本土の中世の村落のように
条理で区画され、村内の道路はサンゴ礁の砂ででき
ているために、品のいい白味を帯び、その白さの上
に灰色斑(はいいろまだら)ともいうべきサンゴの
石垣がつづき、そのぜんたいとして白と灰色の地の
上に、酸化鉄のような色の琉球瓦の家々が夢のよう
にならんでいるのである。
               

なごみ

これは島で一番背の高い構築物といわれる
「なごみの塔」のてっぺんから撮りました。

こうした集落を形作る家々はどうなっているかというと、
門を広く開け、その内側に下の写真のような、
半開放的な「ひんぷん(漢字は「屏風」)」という
仕切りを設けています。

竹富島だけではなく
沖縄の伝統的な家屋に見られる構造だそうです。

ひんぷん

こちらは花や木のひんぷん。なんだか素敵ですね。

ひんぷん2

閉じているようで閉じておらず、
町と住まいが一体化しつつ、仕切られてもいます。

町並み全体から、美しさが立ちのぼってくるように感じられるのは、
この「ひんぷん」によるところも大きいのではないかと思いました。

もちろん、町並みの美しさが保たれているのは、
住民のかたがたの努力に尽きます。
毎朝、自宅の前の道を掃き清めるのが、全島民の日課だそうです。

さらに、昔風ではない、ちょっと遊び心のあるシーサーを
屋根に乗せた家もあって、町の華やぎに一役買っています。

シーサー

さて、有名な「星の砂」が採れる
カイジ浜(別名星砂浜)にも足を運びました。

あんまり観光客が採ってしまうものだから
肝心の星砂が減っているそうです。
なので、てのひらに乗せて写真に収めるだけにしました。

すな

竹富島は、石垣島から日帰りで渡る観光客が多く、
そうした方はレンタル自転車で動くようですが、
私たちはそれはせず、ひたすら歩きました。

夜になると、どこからともなく三線の音が流れてきます。
本土とは違った時間の流れ方を感じました。

島の伝統や美観を守ろうという美意識にあふれた
誇り高い人々が文化的に暮らす一方で、
近くの西表島ほどではないけれど、自然も豊か。

持参したコンパクトデジカメのキャパと私の腕の問題とで、
残念ながら写真に収めることはできませんでしたが、
ばさばさと羽ばたくオオコウモリ(翼を広げると1メートル超)に
遭遇して腰を抜かしかけたり、目の前を珍しいセマルハコガメが
横切ったり。
綺麗なオレンジ色をしたカワセミの仲間、
リュウキュウアカショウビンの声で朝、目覚めたりもしました。

竹富島のよさは、日帰りではなく
泊まってみて、そして歩いてみてこそ、
感じることができると断言します。

旅に出ると、どんな土地でも名残り惜しくなるほうですが、
来年も再来年も来てみたい、
そして、できればいつか、ここで暮らしてみたい……
とまで思ったのは、本当に初めてのことでした。

(編集部・酒井俊宏)



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2007年08月28日(火)更新

忘れられない夏の思い出 沖縄・竹富島へ行ってきました! ─2─

からお読み下さい)

前回からの続きです。

海

竹富島で唯一の海水浴場、コンドイビーチです。

私はここで三日間、ずっとシュノーケリングにはまっていました。
潜って水中メガネで見渡すと、
向こう10メートルくらいまでくっきり見える感じ。
鮮やかな色合いの魚たちが群れていました。

エメラルドグリーンの海は遠浅で、
子供を遊ばせるのにも安全だと
八重山諸島でも屈指の人気ビーチになっています。
この時間は朝で、まだ海水浴客は稀でした。

うっすらと奥に見えるのが西表島。
手前に見えるのがNHKドラマ『ちゅらさん』の舞台となった小浜島です。

昼になるとビーチはこんな感じでにぎわいます。

ビーチ2

売店はこのワゴン車のみというのが素晴らしい。
シュノーケリングの道具や浮き輪もここで借りられます。

海も満喫しましたが、
何と言っても沖縄はごはんがうまい!

3連泊した高那旅館の食事は最高でした。
これは2日目に出た石垣牛のステーキ。
変に霜降りじゃないのがまたよかったりします。

にく

ちょっとエビスヤの山岸さんのブログを意識して撮ってみました。
山岸師匠、いかがでしょう?


えび

これは3日目の夕食に出た、車エビのフライ。

実は竹富島は、車エビの養殖で知られています。
養殖ものとしては最高級との評価を受けていて
東京の料亭にも入るそうです。

なぜ車エビが名物になったのか。
実は、これといった産業のなかった島に事業を起こして
少しでも過疎化を食い止めようと、
島の顔役である上勢頭(うえせど)保さんという方が
車エビ養殖会社「竹富エビ養殖」を立ち上げられたそうです。
島の南側に養殖場があります。

上勢頭さんは、雇用を生み出して人を増やさないと、
伝統ある祭りもいつか途絶えてしまう──
そんな思いから起業されたそうです。

以上は、旅に出る前に新聞記事で知りました。
とてもいいお話だと思います。

>>>
http://www.yomiuri.co.jp/tabi/domestic/foodki/20061010tb01.htm

ぷりっぷりの美味しいエビを堪能したら、
この記事のことを思い出しました。

仕事を忘れて過ごすつもりが、
近いうちに、また竹富島へ来て、
この会社に取材でお邪魔してみたい気持ちになりました。

こういう心意気というか、志のある方は尊敬しますし、大好きです。
加藤編集長、出張OKですよね? 駄目かな……。

まだまだ書ききれず、次回も沖縄です。(へ続く)

(編集部・酒井俊宏)



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『月刊ニュートップリーダー(L.)』(前身は「経営者会報」)編集部にて社長の取材記事を担当。十数年の間に800名以上の経営者に取材、多くの経営者に感銘を受けた経験から、「日本を支えているのは中小企業とその経営者」と確信し、敬意を抱いている。『経営者会報ブログ』サイト編集部員も兼ねる。

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