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2008年05月30日(金)更新

【取材日記】ソウル紀行(5)

いうまでもなく、
日本と韓国はある期間、“一つの国”でした。

どういう意図があってのことなのか(だいたい想像はつきますが)、
中学や高校の日本史の授業では、そのあたりは
妙に駆け足で進み、あるいはトバされ、
学校できっちり教わった記憶というのが
私にはありません。ほとんどの人が同じ思いでしょう。

戦前の日本を評価しようが批判しようが、
なにが起きたかを知らなくては、
どのようなスタンスであれ、取りようがありません。

私の場合、歴史に興味があって、
高校生くらいからは近現代史の本に目を通してきました。
日本が統治していた時代の朝鮮半島は、おそらくこうだったろう、
という自分なりの考えは固まっています。

そんな私ですので、せっかく韓国へ行けるのだから、
日本統治の痕跡や、巷間いわれるほど、韓国の人たちに「反日感情」があるものなのか、
それやこれやを少しでも体感したいという思いを、
無意識に抱きつつ、歩いていた面もあります。

これは、日本統治時代、1925年竣工のソウルの旧駅舎。
造形的にも素晴らしいものでした。
東京駅の赤煉瓦駅舎と似ています。

そうるえき

誰の手による設計かは、東京駅の設計者・辰野金吾とする説と
同時代に辰野を支えて活躍した塚本靖とする説があるそうです。

●戦前派の御老人と出会う

パジュブックシティへ視察に行った帰途のバスの中で、
個人的には、この旅のハイライトといえる出会いがありました。
戦前の日本の教育を受けた御老人と出会ったのです。

みなみさん

バスに乗り込んだ際、
運賃箱にお金を入れたときに出たお釣りが自分のものと思わず、
放ったらかしに通り過ぎた私に、身振り手振りで
「あなたのものだよ」と示してくださったのが、
前のほうに座ってらした、この御老人でした。

思わず頭を下げると、御老人は笑みをたたえながら、
ご自分の隣の空席を指しつつ、
「シッダウン」とおっしゃいます。
素直に従うと、御老人の口から、ゆっくりとした口調の綺麗な日本語が。

「日本からいらしたのですか?」
「お仕事はなにをなさっていますか?」

そんな質問に答えていくうちに、だんだん打ち解けてきます。

「日本では老人を大切にしていますか、敬っていますか?」

そう思い、行動している人は沢山いると思いますが、国や政治家からはあまりそういう姿勢が伝わってきません……と答えると、

「そうですか。韓国も同じですね」

御老人は、日系企業の石油関係のプラント建設の現場で長く働いておられたそうで、
中東などへも行かれたといいます。リタイア後は投資などで成功されたとのこと。
あとでお年をうかがうと、79歳。
15歳まで日本の教育を受けたことになります。

真面目に働かれたことを証明するような、
節くれだった手をしておられました。

しばし世間話のようなかたちで話をするうち、
よければ、名刺をください、と言われ、お渡ししました。

「酒井さん、ですね。私は南(ナム)と言います。日本式に
ミナミと呼んでください」

かなり打ち解けた気がした頃合いで、私は次のような質問をしてみました。

「日本人や日本のことをどう思っておられますか? お嫌いですか」

御老人はすぐ笑って首を横に振りつつ、こう答えました。

「日本人だから嫌いなんてことはない。韓国人だって日本人
だっていい奴がいれば悪い奴もいる。それだけのことだよ」

そのあと、御老人はぽつりとこうおっしゃいました。

「……酒井さん、日本にサムライはいまもいますか?」

ハートやマインドという意味でなら、そういう人はいます……と答えてから、
「戦前はそういう日本人はたくさんいたのですか、学校の先生とか」と訊ねると、
遠くを見る眼差しで何度も頷いておられました。

そのうちに、「名刺をもう一枚ください」と言われ、お渡しすると、
御老人は、そこにご自宅の電話番号を書いてくださいました。

「私の家のほうは魚が美味しいんです。美味しいどぶろく、
マッコリね。美味しいどぶろくがあります。今度また韓国
へいらっしゃることがあったら、必ず連絡をください。歓
迎しますよ」

なんだか、鼻の奥がつんとしてきて、
泣きそうな気分になりました。

御老人はこんなこともおっしゃっていました。

「日本の男は真面目なのはいいですが、細かすぎる。もっ
と大らかに生きたほうが幸せなのではないですか。お酒も
ね、こんな小さな器で(と、お猪口の形をつくって)飲む
でしょう。私ら韓国人は、どぶろくをこういうどんぶりで
ぐいっと飲む。最高ですよ。何杯も飲んで、そのうち、首
ががくっとするまで飲む」

そう言いながら、なんとも楽しそうな様子で、
がくっと首を前に傾ける。

最初に掲載した写真は、このやりとりのあたりでご本人に許可を得て、
撮らせていただいたものです。

最後は終点でともにバスを降り、握手をして別れました。

一緒だったのは、30分ほどの間でしたが、
2、3時間ほどにも感じられ、忘れられない思い出になりました。
あるいは韓国滞在中、最も濃密で、貴重な時間だったかもしれません。

いつかまた、韓国を訪れる機会があったら、
必ず御老人のお宅を訪ねてみるつもりです。

(編集部・酒井俊宏)



けいかいごがつ
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2008年05月29日(木)更新

【取材日記】ソウル紀行(4)

「たった5日の旅で何がわかる!」と
お叱りを受けるかもしれませんが、
このあたりで、韓国の文化や街のこと、日本との違いなど、
私なりに感じたままを書いていきます。

●とことん唐辛子

これは、安くておなかがいっぱいになるというので
若者たちに人気の軍隊鍋(プデチゲ)です。
この鍋を食べさせるお店は、
それこそ無数にありました。

なべ

プデチゲは、朝鮮戦争時、米軍の持ち込んだスパムやソーセージを
ネギやトッポギ(餅)、唐辛子、野菜キムチと一緒に煮込んだのがルーツとされ、
ネーミングもそこに由来します。
いまではインスタントの麺を入れるのが定番になっています。

二人でビールを2本頼んで、ご飯とキムチがついて、
勘定が21000ウォン(日本円で2000円そこそこ)くらいでしたから、激安です。
味もなかなかいけます。えらく辛かったけど……。

それにしても、彼の地の人たちの唐辛子の消費量は
すごいものがあります。
偶然、CMのロケ現場などにも出くわしましたが、
スタッフとおぼしき人たちは、
朝から例の唐辛子たっぷりの「辛ラーメン」のカップ麺を
一斉にすすっていました。
日本ならおむすびやサンドイッチを口にするところですが、
見た目の迫力・活力という点では、“朝から辛ラーメン”のほうが上回っています。

唐辛子自体は16世紀末、日本経由で
朝鮮半島に渡ったというのが定説だそうです。
それ以前の型のキムチは日本の漬け物に似たもので、
いまも伝統的な韓定食のお店では口にすることができます。
どうして、これほどまでに唐辛子が定着したのかは諸説あり、
決定的な説はないようです。

実は、金浦空港を出て初めて地下鉄に乗ったとき、
車内のキムチ(というよりニンニクかもしれませんが)の
匂いに少なからず驚きました。
人が多ければ多いほど、匂いが増す、
人々の体内から、たちのぼるような感じです。

日本でも羽田空港の構内は醤油くさい、といった声を聞くこともありますが、
それは、構内のお店の調理場や料理そのものの匂いのように思います。

食べ物の話になったついでに、
帰国前夜に行った焼肉屋さんでの模様を少々。

日本の焼肉屋さんと違い、店員さんが焼き上がるそばから
ハサミで肉をチョキチョキ切ってくれるので、
食べること・飲むことと談笑に集中できます。

ちなみに韓国伝統の焼肉は、鉄鍋で焼く、いわゆるプルコギであり、
炭火やガスで直に肉をあぶるのは戦後の日本で
在日朝鮮系の人が始めたスタイルだそうです。
ハサミを使い、炭火であぶるこのお店のスタイルは
日韓融合型、といえましょう。

にく

にくに

サンチュ、キムチ(日本のよりおおぶりに切ってある)と重ねたうえに
焼き上がった肉を載せ、丸めてほおばると、それはまさに至福のときです。
焼いたニンニクも、ばりばりとかじりました。

お見苦しい絵で申し訳ありません。
満ち足りた(呆けた)顔の私と、
肉のエキスが全身に回り、ファイヤー状態の柏木支店長、です。

にくとわたし

にくとけいし

そんな次第で、帰国する頃には、地下鉄に乗っても
さほど、匂いが気にならなくなっていました。

あちらのものをがんがん食べているうちに、
私自身、同じ匂いを発するようになったからでしょう。

いろいろ記すつもりが、また食べ物で終わってしまいました……。
続きはまた明日、書くことにします。

(編集部・酒井俊宏)



けいかいごがつ
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2008年05月28日(水)更新

【取材日記】ソウル紀行(3)

ソウル滞在3日目の5月15日は、
パジュブックシティへ。

ソウルの中心部から、
地下鉄とシャトルバスを乗り継いで
約1時間の郊外・坡州市(パジュ市)にある、
出版社や印刷会社、物流会社が数百社レベルで本拠を置く、
出版業界各社の一大集積地です。

50万坪近くあると聞いて、想像はしていたものの、
実際、足を運んでみて、そのスケールの大きさに驚きました。

■紹介記事 >>>

ぱじゅ

1989年に計画が始まり、ある程度、竣工が済んだのは
2004年。まだ完成していない棟もたくさんあって、
いまも開発の途上にあります。
それだけ大きなプロジェクトだったといえます。

ぱじゅに

ぱじゅさん

造形的にも面白い社屋が沢山建っています。
建築家がそのワザを競う場でもあります。

もちろん韓国出版界でも、
さまざまなデータをウェブを通じてやりとりをするようになっていますし、
計画がスタートした時点とは状況も変わっているでしょう。
ここまで業者が集積しているメリットがどれだけあるか、
正直、疑問を感じなくはありません。

ただ、自然環境のよいところで仕事をするというのは、
そこで働く個々人にとっては心身ともによい作用があると思います。

実際、私たちが朝9時すぎ、シャトルバスで向かう高速道路は
すいすい流れていましたが、
逆方向のソウル方面へ向かう道路は大渋滞。
パジュブックシティへ通勤する人たちが、
そうした人の流れと逆に向かうパターンで通っているとしたら、
日々、満員電車で通勤する身として、ちょっと羨ましくありました。

この日の夕刻には、
翻訳などで当社と取引のある韓国の出版社の方と
お会いする機会がありました。

そこでお聞きしたことを少し、記します。

韓国のビジネス書のトレンドは、
「ストーリー化」と「イラスト化」だそうです。
つまり、同じ内容でも、小説仕立て・漫画仕立てにして
ストーリーを楽しみながら、自然に知識が身に付くような本が
好まれているのです。
かつて売れたビジネス書を
そうした作りにリメイクする動きも増えているそうです。

ちなみに彼の地では「スラムダンク」や「ワンピース」など、
日本の漫画が若い人たちに大人気と聞きます。
そうした流れもあっての傾向でしょうか。

日本では、一時ほど、ストーリーや漫画仕立てのビジネス書は
見なくなりましたが、作りとしては、
本を開いた際、やはり視覚的に圧迫感のない
ゆったりめの組み方のものが売れています。
もちろん、ある主張がきっちりないと読者にアピールはしないのですが、
作り自体は、“軽く”なっているといえます。

個人的な推測として、そうした現象の陰には
大きく2タイプの読者層の存在があるのではないか、
と思っています。

まず、ふだん本をあまり読まず、ネットなどで情報を収集し
本を読むにしても、なるべく手軽に内容を把握したいという人たち。
もう一つは、積極的に本は読むものの、忙しさのあまり
常にスピーディに内容を把握したいという人たち。

これも推測ですが、日本でも韓国でも、ビジネスマンのマインドが
総じて「せっかち」になっているのかもしれません。

そうした顧客の志向の変化に合わせ、
サービス・商品を変化させていく意識が製作側には必要といえます。
もちろん、どんな商売であっても同じことがいえるわけで、
出版界に限った話ではありませんが……。


さて、ソウル市街でスズメの次によくみかける鳥が、このカササギです。
徳寿宮の塀に止まっていました。
ソウルの「市鳥」にもなっています。なかなか美しい。

かささぎ

次回以降は少し柔らかく、ソウルの人や風俗面について
感じたことを記してみたいと思います。


(編集部・酒井俊宏)



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2008年05月26日(月)更新

【取材日記】ソウル紀行(2)

5月14日~18日までソウルで行なわれたブックフェア。

私たち一行は14日と16日の両日、
視察して参りました。
駆け足でご報告します。

■前回記事はこちら >>>

会場となったのは、COEX(韓国総合展示場)。
幕張メッセやマイドーム大阪などをご想像いただければと
思います。

ぶっくふぇあいち

下は会場前の街並みです。洗練されています。

ぶっくふぇあに

オープン日の昼には、出展する出版社の経営者が参加しての
セレモニーがあり、新聞社やテレビ局も取材に来ていたようです。

せれもに

韓国国内の出版社が多数を占めていましたが
日本などアジア諸国や欧米諸国の取次や出版社のブースも
目立ちました。
とりわけにぎわっていたのは、
やはり中国の出版社各社が集まったブースです。

ちゅうごく

ブースそのものも、他国のそれよりスペースが大きく、
あちこちで翻訳などの商談とおぼしき絵が見られました。
チベットなど人権問題を抱えながらも、
やはり北京五輪を控えて、注目度のレベルが違いました。

ちなみにこの時点では、
四川の大地震があれほど甚大な被害をもたらしているとまでは
報道されていませんでした。
たぶん最終日あたりでは、違った雰囲気になっていたかもしれません。

こちらは、いつもお世話になっている
トーハンさんのブース。
映っているのは同行の柏木支店長です。

とーはん

私どもの本も置いていただいています。
目録も……。(右端のもの)

ほん

もくろく

お話を聞かせていただいたトーハン海外事業部の阿部友子さんによると
私どもの本への韓国の出版エージェントの関心は高く、
用意していただいた目録の減りはこの日、一番だったそうです。
嬉しくなりますね。

雑誌編集担当者としては、ついこのコーナーに
足が向います。

ざっし

成功者にスポットを当てたとおぼしき雑誌は
全体に占める比率としては、
日本より多く出版されているような印象をもちました。
当然といえば当然ですが、
李明博大統領が表紙を飾っているものが目立ちました。

さて、これはおまけです。

さかいの

なんとタイトル(体裁からして、たぶん)が「SAKAI」。
いったい何の本なのか。

たしかマレーシアのブースだったと記憶していますが、
意味がおわかりのかたがいらっしゃいましたら、
お教えください。
装丁の雰囲気からしては、
あんまりハッピーそうな内容ではないような気も……。

明日以降は、あちらの出版社のかたにお聞きした、
ビジネス書の傾向などについて、
ご紹介していきたいと思います。

(編集部・酒井俊宏)



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2008年05月23日(金)更新

【取材日記】ソウル紀行(1)

すでにお伝えしたとおり、先週の13日から17日まで、
ソウルで行なわれたブックフェア視察のため、
韓国を旅していました。

当社のグループ企業であるエヌ・ジェイ出版販売の
名古屋支店長・柏木とずっと一緒の行程で、
彼が学生時代に韓国を旅した経験があるため、
ずいぶん助けてもらいました。

初めて訪れた韓国は、“深い”国でした。

あちらの出版社のかたにお聞きした出版事情。
そして、独特の食文化。
道行く人のいでたちや生活上のルール、慣習の日本との違い。
偶然、戦前派のおじいさん(79歳)とバスで隣り合わせに座り、
しばらく日本語で会話をしたりと(あとで詳しく書きます)、
目にするもの、出会う人、すべてが新鮮な体験でした。

盛りだくさんでしたので、何回かに分けて、
レポートをアップしていきたいと思います。

■土俗村のサムゲタン

旅を通じての食事のなかで、ナンバー1に挙げたいのが
土俗村(トソッチョン)というお店の、この参鶏湯(サムゲタン)です。
滋味深く、一口ごとに、自分の中に力が湧いてくる感覚がありました。

さむげたん


まるやき
こちらは同じお店の若鶏の丸焼き。これも最高でした。

実は出発前、食のプロであるサカエヤ新保さんが、拙ブログに
「絶品だからぜひ行ってみて」とコメントを入れてくださっていたのです。

新保さん、ありがとうございました。
ほんとに絶品でした!

お店のたたずまいにも、そうとうの風格がありました。

とそっちょん

■土俗村の紹介記事 >>>

なにをおいてもまず行きたいお店だったのですが、
もちろん仕事で行っていますので、
行きたい、行きたいと思いながら、思うように動けず、
ようやく訪れることができたのは帰国の前日。

楽しみにしていただけに、感激もひとしお、でした。

■ラフでディープで繊細

さて、旅を終えた印象として、韓国を短く表現するなら
「ラフでディープで繊細」。
繊細で、ある面では先端を行き、しかも活気がありながら、
ある面ではアジアらしい、どことなくのんびり感も漂う国。
その幅が、日本よりもずっと広いと感じました。

街の雰囲気は、車が左ハンドル、右側通行ということもあって、
アメリカのそれを思わせます。
とくに、われわれが宿を取った江南地区は
外壁が煉瓦の家が多く、全体に赤茶けていて、
どことなく、昔行った、ロサンゼルスを思い出しました。

まど
ホテルの窓から。

みち
ホテル前の通りにて。

繊細さ、の面では、たとえば携帯電話などは
たいがい日本のそれよりもはるかに小さく、
若い人たちはそれで苦もなくメールを打っています。

地下鉄の構内でも道端でも、
私が会社から預かった海外使用可能な携帯電話を使っていると、
「この男はなんでこんなでかい携帯を使ってるのか?」
という雰囲気の目線をしばしば感じました。

あるいは私の顔を見て、
「この男の眉毛はなんでこんなに濃いのか?」
と思っていただけかもしれませんが……。

タクシーも、黒塗りの「模範タクシー」
(通常のタクシーよりも割高だが厳しい審査をパスした運転手しかおらず、安心できる)
に乗ると、運転席には携帯が二つ(私物と会社支給か?)に
日本のそれよりも小さいカーナビ。
もちろん無線もあって、それが綺麗に整理されているので、
ジェット機のコックピットのようです。
こういうあたりは日本よりもずっと進んでいる感じです。

一方で、乗っていた地下鉄が急に停電でストップして、
下ろされたり(でも、他のお客さんはさして驚いた風もない)。
ソウル駅のすぐそば、日本でいえば、有楽町か東京駅の真ん前に当たるエリアですが、
そんな場所で、人の好さそうなオモニが、むしろを敷いてトマトを売っていたりします。

とまと

うーん、実際に書いてみると、
書きたいことが山ほどありますね。

きょうはこのくらいにしておきます。

それから、同じ時期に、オーサカ・ユニーク田路さんも、
ソウルにいらしたのですね。
みなさま、ぜひ田路さんのブログをご覧ください。

■韓国の旅(1) >>>
■韓国の旅(2) >>>

(編集部・酒井俊宏)



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