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2012年08月28日(火)更新

つくば暮らし・猪苗代~会津の旅②


2日目は、五色沼を歩きました。
 
明治期、磐梯山の噴火により
沢や川がせき止められてできたという湖沼群の一部だそうです。
五色の名の通り、いままで見たこともないトーンをなしていました。
 
落ち着かないのは、ツキノワグマが数日前に出没したとのことで、
注意を促す看板があちこちに立っていたこと。
 
クマは本来、臆病な動物なので、接近を知らせながら歩くとよいと聞きますが、
歩き始めは、ややびくびくしながらのトレッキングに。
 
毘沙門沼です。
磐梯山が向こうに……。



 

赤沼です。

 

こちらは深泥沼。


 
青沼です。


 
 
よく整備されたこの景勝地一帯は、実は、
一人の人物の奮闘がもとになって生まれています。
 
明治期、遠藤現夢という人物が、噴火で崩壊した山と
岩屑なだれによって荒れてしまった土地を再生させるべく植林を始めたことが、
現在のような整備された観光地となっていくもとになったそうです。
 
商売柄どうしても、そういうところに興味が向いてしまうのですが、
地域への貢献に力を注ぐ、多くの中小企業経営者のみなさんと重なります。
 
現夢のような先人(おそらく日本中にそういう人たちがいたことでしょう)の努力で、
美しい国土があることを忘れてはならない、と改めて思いました。


すぐそばに、桧原湖というやや広い湖もあります。
ここでも、福島の空は、広く深く、素晴らしかった。

 
 
この日は喜多方を回って、
遅い目の昼食。もちろんラーメンをいただきます。
老舗として知られる大安食堂さんの醤油ラーメン。

絶品です。
あっさりとしてほどよくコクのあるスープもさることながら、
ちぢれた麺がもちもちとおいしい。
このお店はラーメン以外やっていないのにも
好感をもちました。

 
 
 
2日目の宿は、芦ノ牧温泉の丸峰観光旅館へ。
とても食事がおいしく、感じのよい宿でした。
 
 
 
(編集部 酒井俊宏)


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