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2012年05月14日(月)更新

結果が出るから楽しい──8年ぶりの勝利!


ご存じのかたもおられるかと思いますが、
弊社には「野球部」があります。
酒井は、3年前に監督に就任。

出版健保が主催する、野球大会に毎年エントリーしますが、
この7年間、なんと「勝ち知らず」・・・。

しかし、昨日行われた一回戦(大宮河川敷健保グランド)で
堂々のサヨナラ勝ち!(スコア5ー4)
殊勲打は、当会事務局の田中ガクのバットから放たれました。

スコア3−4で、1点ビハインドの無死満塁。
ストレートを打って見事にセンターオーバー。
偉いぞ!


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(左から田中、完投勝利のM氏、主将Y)

ポケットマネーで、ささやかながら監督賞を出しました。

しかし、完投で勝利を呼び込んだM氏の奮闘も素晴らしかった。
判断にちょっと迷いましたが、サヨナラヒットでは・・。
Mさん、すみません。

勝利後、クラブハウスでささやかな酒宴をしましたが、
試合に出なかった人も含めて、みんな、自分が殊勲者という顔で、
実に楽しそうでした。

よい結果が出ると、みんな自分がヒーローだと思っている。
会社の仕事の成果と同じですね。

みんなで勝つこと以上にモチベーションを上げてくれる要素は
そんなにない。

逆に、みんながヒーローだと思う試合をしたから勝てたのも事実。
(かくいう私も出場し、采配はズバズバ、クリーンヒットを1本打って生還と、
ずいぶん貢献したと思っていたりする……)

みんな、監督初勝利をプレゼントしてくれてありがとう!
次も、こんな感じで勝ってしまおう!







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2012年05月07日(月)更新

つくば暮らし 竜巻!


きのうの昼すぎ、つくば市で竜巻が発生し、
大惨事を引き起こしました。
亡くなられたかたのご冥福をお祈り申し上げます。

大きな被害を受けたエリアは、
市内でも歴史ある由緒正しい、
米どころとしても知られる北条地区です。
同地区の、一刻も早い復興を、願っています。

北条は、筑波山神社の門前町でもあり、
江戸時代から残る土蔵があったり、
見所がたくさんあります。
おいしいコーヒーを飲ませてくれるカフェがあって、
何度も足を運びました。

わが家は、そこから南へ5キロほど。

たくさんのかたが心配してくださって、メールや電話をいただきました。
この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
拙宅はなんの被害もなく、家族も無事です。
ただ、竜巻の起こった時間から停電となり、
夜8時すぎになって復旧しました。
あの震災時以来の停電です。

竜巻の発生した時刻の直前は、庭仕事をしていて
悪天候だからやめよう、と思ったところでした。
近所のお母さんがたが西の空が暗すぎる、
と話しているのが聞こえてきて、
雹が降ってきて、風も強くなり、なんとなく胸騒ぎはしていましたが、
まさか、あんなことになっているとは……。

たまたま、うちはコースをそれただけで
誰にとっても起こり得ることなのだと思いました。
だから、助け合って生きていくことが、
大事なのだ、と改めて思います。





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2012年04月04日(水)更新

【取材日記】日本マンパワー社長・加藤智明さん

 
 
過日、本誌『月刊ニュートップリーダー』の取材で、
日本マンパワー・加藤智明社長にお目にかかってきました。
経営戦略を扱う記事としてご好評をいただいている、
ランチェスター戦略コンサルティングの第一人者、
福永雅文氏の連載「小よく大を制す ビジネス兵法」の取材です。
 
日本マンパワーさんは、
もともと人材紹介業と教育業を柱にしていましたが、
現社長・加藤智明さんの指揮のもと、
経営資源をキャリア開発支援に絞って集中して、
それが見事に奏功し、強い会社になっていきます。
 

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加藤さんです。
 
■日本マンパワー ホームページ >>>
 
 
オーナー経営者にご登場願うことの多い本誌ですが、
加藤さんはいわゆるサラリーマン社長です。
 
創業者に見込まれ、最初に勤めた会社から日本マンパワーに転じ
入社したのち独立。
その会社を軌道に乗せたあと、別の会社に招かれ副社長として活躍しますが、
招いた側の金銭トラブルがもとで結局、会社をたたむことになります。
そんな経験をしているとき、
日本マンパワーの創業者に声をかけられ「出戻った」のだそうです。
 
面白いのは、本文にあるとおり、
「一度やめた人間が元の通りに戻るのはしめしがつかない」ため、
契約社員として戻ったこと。
 
なんとそのまま管理職、取締役、そして社長へとのぼりつめるのです。
そして、加藤社長はキャリアカウンセラー養成事業を大きな柱と位置づけ、
戦略的に絞ったことで同社は堅実に成長していきます。
 
中小企業においてオーナー経営者でないトップが
うまく会社を成長させたという例は、正直それほど聞きません。
 
しかし、加藤社長に間近でお話をうかがっていると、エネルギッシュで、
強い当事者意識が立ちのぼっているように感じられました。
会社というより「事業運営に対するオーナーシップ」とでもいえばいいのか。
 
大変僭越ながら、天性、経営者であられるように感じましたし、
先代さんが見込まれた理由がわかったような気がしました。
 
この健全なオーナーシップこそは、規模の大小を問わず、
現実にオーナーであろうとなかろうと、
トップが備えておかなくてはならない重要な
資質・要件なのではないかと思った次第です。
 
加藤さん、ありがとうございました!
 
 
 
なお、本連載はコンサルタント・福永雅文氏ならではの記事で、
ご好評をいただいています。
 
企業が生き残るうえでの戦略面でのヒントを分析的に記しながらも、
読み応えある読み物にもなっているからでしょう。
 
歴史にも造詣が深く、社名を「戦国マーケティング」と
名づける福永さんだから描ける本連載、
ぜひご一読いただきたいと思います。
 
 
■戦国マーケティング ホームページ >>>
 
 
(編集部 酒井俊宏)
 
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2012年04月03日(火)更新

つくば暮らし 芝畑


私の住むつくば市は、立派な田舎なのですが、
普通の田園風景とはやや違った雰囲気があります。
 
 
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その理由は「芝畑」。
これは先日、家の近所で目にした、
出荷前に、刈り取られた様子です。
 
 
「茨城県の芝作付面積は全国の50%以上を占め、そのなかでも
つくば市は本県の芝作付面積の75%以上を有しています。平成
18年3月には茨城県つくば芝振興協議会が設立され、県内で生
産される芝の品質向上や生産管理及び流通調整を組織的に行い、
総じてつくば芝のブランド化に努めております。」
(つくば市のホームページより)

 
もちろん普通の畑も、田んぼもあります。
筑波山に近い北条エリアは、昔から稲作が盛んで、
「北条米」は江戸時代、独特の粘りがあることから、
お寿司屋さんで上級米として扱われ、
昭和初期には皇室にも献上されていたほどです。
 
あちこちにある芝畑と田畑がバランスよく調和し、
つくば独自の、妙に開放的な風景を作り出しています。
私の好きな風景です。

 
 
 
 
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※ふた月ほど前、庭にコンポストを設置しました。
生ごみを堆肥にする設備です。家庭菜園に使うつもりです。

 
(編集部 酒井俊宏)



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2012年02月15日(水)更新

2/17 ニュートップL 3周年記念講演会 まだ若干空きがあります!

※おそれいります。本件は締め切らせていただきました。
次回は大阪で4月20日(金)を予定しております。
改めまして、ご案内いたします。よろしくご参加のほど
お願い申し上げます。



お知らせいたします!
 
来る2月17日、経営者会報ブログと連動する
月刊経営誌『ニュートップリーダー』発刊3周年を記念しまして、
本誌読者、ご登場いただいた方々、経営者会報ブログ会員のみなさま、
その縁者の方々への感謝の念を込め、特別講演会を開催いたします。


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当会プロデューサー・久米繊維工業代表取締役の久米信行氏、
ものづくりに造詣の深い神戸国際大学教授・中村智彦氏、
驚異的な利益率の高さで知られるエーワン精密創業者・梅原勝彦氏の
素晴らしいお三方の講演を予定しております。

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経営者にとって勇気の湧くヒントが満載のこの講演会は、
一般の方は有料(20000円)ですが、
弊誌読者、経営者会報ブログ会員のみなさまは無料、
ブログ愛読者のみなさまも、下記お申し込みフォームにてコメント欄に、
「酒井のブログを見て」とお書きいただければ、
無料で聴講いただけます。
 
ぜひ下記URLをご参照いただき、お申し込みの際は、
同URL内のフォームに必要事項をご記入のうえ、送信ください。
 
●お申し込みページ >>>



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2012年01月19日(木)更新

【取材日記】スターホーム 星 武司さん



特集「会社とトップを強くする失敗学」の取材で
何人かの社長さんにお話をうかがってきました。 
その中のお一人が、神奈川県逗子・葉山エリアで、
おもに注文住宅の設計・施工・販売を手がけるスターホーム社長の星 武司さんです。
 
 
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星さんです。
 
 
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同社本社屋。レストランだった物件をリフォームした、
同社のセンスとお仕事ぶりがよくあらわれた素敵な建物です。
 
■スターホーム >>>
 
この特集はタイトルが示すとおり、経営トップが、
失敗からいかに学ぶかを示すのが趣旨です。

果敢に挑戦していれば、経営に失敗はつきものです。
いまの時代、挑戦しないことこそ、最大の失敗でしょう。
 
大切なのは、同じ失敗を繰り返さないこと。失敗を活かすことでしょう。
つまり、事業のプラン、ビジネスモデルをブラッシュアップする。
だけでなく、事業や経営の真髄のようなものをつかむ。
ご自身の器を大きくしていく糧にする。
そういった活かし方ができるなら、
失敗はどんどんすべきともいえるのではないでしょうか。
 
星さんは失敗をきっかけに、何を学ばれたのか。
詳しくは、2月1日発行予定のニュートップリーダー2月号
ご覧いただきたいと存じますが、一部、ご紹介します。
 
二代目として事業を軌道に載せた星さんは、こうおっしゃいます。
 
『少々の成功に酔い、自分を見失ってしまいました』
 
年商2億円だった会社を就任数年で四倍にされたそうで、
無理からぬ面はあったと思いますが、
それを可能にした高い要求水準と拡大路線に社員は疲弊し、
停滞しだします。

クレームも増え、星さんは心身を病み、
呼吸困難のような症状もでたそうです。
 
そこからがすごいのですが、息ができないなら、
いっそ息をせざるを得ないようにしようと、
家の近所を数キロメートル、毎朝ランニングし始めるのです。
そして、走ったあとは瞑想する。
 
3か月ほどが過ぎたとき、
星社長はなぜ自分が幸せになれないのかがわかったそうです。
自分の成功意欲によって、本来もっていたはずの志が曇り、
自分自身を汚(けが)していた。そのことに気づいたのです。
 
そう気づいて、改めて抱いたのは、社員のかたへの感謝の念だったそうです。
そこから星さんも同社も生まれ変わったといいます。
 
一つの特集を組む際、事例ごとの結論部分が
似ることはよくありますが、
今回は、「自責」という言葉がカギであり、大きな共通項になりました。
 
なお、一口に失敗と言っても、致命傷になる大きなものもあります。
智者は歴史に学ぶといいますが、他者や先人の体験を己のものとするうえで、
本誌のような経営誌が果たせる役割は小さくはないと思います。
本誌は、経営者の内面を臨場感とともに描くことを、
編集の大きな方針に据えています。
 
疑似体験と申しますか、本誌を手に取ることで学んでいただけるよう、
参考度の高い事例を、ご本人の思いを掘り下げて描いていくことに、
よりいっそう力を入れていきたいと感じた特集でした。
 
一個人として、一人の管理職として、
重要な勉強をさせていただきました。
 
星さん、ありがとうございました!
 
 
(編集部 酒井俊宏)
 
 
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2012年01月05日(木)更新

【謹賀新年】つくば暮らし・一ノ矢八坂神社


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あけましておめでとうございます。
ことしも、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

写真は、きのうの朝7時の筑波山。
筑波山は、別名「紫峰」ともいいます。
こうして撮ってみて、腑に落ちました。
標高は低くても、見事な山だと思います。
つくば市内のどこからでも仰ぎ見ることができます。

三が日には、地元の、拙宅から一番近い、
一ノ矢八坂神社にお詣りしてきました。

規模は大きくないですが、凛とした、
由緒正しいお社で、お詣りするだけで心が和みます。
地元の人たちに永く愛されてきた神社であることがよくわかります。

もしもお近くへ来られたら、立ち寄られるといいと思います。

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拙宅の庭で、昨年の11月に植えたきぬさやが
芽吹いてきました。

みなさまにとってよい年でありますように、
お祈り申し上げます。

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(編集部 酒井俊宏)
 





 
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2011年12月28日(水)更新

【取材日記】山水閣 片岡孝夫さん

月刊ニュートップL.(リーダー)2012年2月号
特集「『高い』のに繁盛する会社」の取材で
栃木県那須町の温泉旅館・山水閣に邪魔し、
社長の片岡孝夫さんにお話をうかがってきました。 



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片岡さんです。(撮影・山本信介)

 
この特集の趣旨は、高付加価値な事業を追求している
企業の具体例を通じて、価格競争などの「消耗戦」から距離を置き、
独自路線を歩んで成功するためのヒントを、
読者のみなさまに示すものです。
 
山水閣さんは別館まで含め、30前後の客室があります。
片岡孝夫社長によれば「稼働率は7割程度に抑える」とのこと。
かつては100%を目指していたそうですが、
行き届いたサービスを実現するにはそのくらいが理想で、
できれば隣の部屋にほかのお客さんがいないくらいにしたいそう。
 
高級路線ではサービス過剰な感のある旅館業にあって、
同館では贅肉をそぎ落とし、それでいて行き届いたサービスを実現しています。
 
たとえば客室係の客室への出入り頻度は意図的におさえる。
女将さんは置かずに、全従業員に自分たちが主役、という意識を徹底しています。
 
那須高原という立地もあり、大いにリフレッシュできる宿として人気で、
数か月先まで予約で埋まっているそうです。
 

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(撮影・山本信介)
 
■山水閣 >>>
 
宿そのものの素晴らしさは
このホームページからも十分うかがえます。
 
詳しくは本文をご一読いただきたいと思いますが、
特筆したいのは同館は10年前まではごく普通の旅館で、
赤字続きで危機的な経営状態にあったということです。
 
当時、家業を手伝い始めた片岡社長は、たたむ方向で考えていました。
しかしある出来事をきっかけに翻意し、
すべて自分の問題として全責任を背負うと決めます。
そこから同社の躍進が始まります。
 
片岡社長が経営者としてどう生きるかを模索し、
答えをつかんでいく過程と同館が見違えるような宿になっていく過程は
僭越ながら、明らかに重なっているように感じました。
 
同特集にご登場の各氏に共通していますが、
中堅・中小企業における経営とは、
トップその人が経営者としてどう生きるか、人としてどう生きるか、
そのあらわれにほかならないと思います。
 
お客さん、エンドユーザーは、
サービスや製品を通して表現される経営者その人の、
哲学や行動の支持者なのでしょう。
 
 
 
(編集部 酒井俊宏)
 
 
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2011年12月15日(木)更新

【取材日記】しまうまプリントシステム 永用万人さん


過日、月刊ニュートップリーダー2011年12月号の連載記事、
「小よく大を制す ビジネス兵法」の取材で
しまうまプリントシステム・東京本社にお邪魔し、
同社社長の永用万人(ながよう・かずひこ)さんにお話をうかがってきました。 
 

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永用さんです。
(撮影・Photographer 山本信介)
 
 
■しまうまプリントシステム ホームページ >>>
 

 
同連載は、ランチェスター戦略コンサルティングの第一人者、
福永雅文さんが、 規模は小さくとも、戦略性をもち、
大手に伍して闘っている 企業の経営者に取材し、
福永さんの視点で記事をまとめていただくものです。 
 
■福永雅文氏 戦国マーケティング ホームページ >>>
 
詳しくはぜひ現在発売中の
ニュートップL.(リーダー)12月号を 
ご一読いただきたいと存じますが、
少しご紹介しておきましょう。 
 
一般的に、小さい会社が価格競争で勝つのは難しい、というのが相場です。
しまうまプリントシステムは社員数40名。
競争の激しい写真プリントサービス業界にあって、
「プリント1枚5円」を掲げ、急成長中です。
同社は「コスト競争と差別化の両方を追いながら勝てる仕組みを考え、
成功している希有な企業」(福永氏)なのです。
 
ネットのみで受注し、すべて鹿児島県日置市の本社ラボで出力。
配送は宅配便を使用します。
 
データを渡してその場ですぐ仕上げられる業者は多いですが、
実は多くの人はそこまでのスピードは求めておらず、翌日で十分。
しかも紙焼きで残すのは多くはL判です。
 
もともとソフトウェアのシステム開発を手がけてきた永用さんは、
そのニーズを見てとり、2007年に創業します。
 
徹底的に絞り込むことで、他社にない低価格を実現、
いまでは月間1300万枚以上(2011年10月末時点)を
出力するまでになりました。
 
同社の工夫は、いわれてみれば「なるほど!」なのですが、
現実に商機を確信し、挑戦できる人は多くはないと思います。
そして、大いなる成功を手にする人物には、必ず純粋なところがある、
と私は強く感じています。
 
言葉を選びつつ明るく自社の事業を語る永用さんからは
「純粋な成功意欲」が伝わってきました。
そういう人だからこそ、気づき、動けたのではないか、そんな気がします。
 
アップルコンピュータ創業者のスティーブ・ジョブスは、
人格的にはいろいろ問題があったような評価もありますが、
純粋な成功意欲が原動力となっていたように想像します。

つまり、そこにチャンスがあり、やってみなければわからないけれど、
自分たちにはそれを可能にするセンスや技術力、バイタリティがある。
そしてそれは必ず世の中の役に立つ、だからやる──そんな意欲です。
 
鹿児島県日置市は、実は永用さんの生まれ故郷。
「本社とラボを置いて、ふるさとで雇用を生み出したのですね」
とおたずねすると、
「土地勘があったし、土地代が安かったから」と、
照れくさそうに笑っておられました。
 
スマートフォンのカメラ機能がどんどん向上していますし、
今後、ネットですぐプリント、という消費行動を取る人は
増えていくように思えます。
 
ネットで受注して、オペレーションは地方都市で行なう。
地域活性化のモデルのような事業だと思いました。
こういう社長さん、企業にこそ、
勝ち抜いていただきたいと思いました。
 
 
(編集部 酒井俊宏)
 
 

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2011年08月19日(金)更新

【取材日記】寒梅酒造 岩﨑隆聡さん

前回に続きまして、月刊ニュートップリーダー
(=旧誌名「経営者会報」)9月号
の取材で
お話をうかがった社長さんのことを記します。
 
仙台市の北、大崎市の古川地区は“酒どころ”として知られています。
この地の蔵元・寒梅酒造の代表で、
ご自身も杜氏を務める、岩﨑隆聡さんにお話をうかがってきました。
 

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20110818_2-300x0.jpg
 

■寒梅酒造 >>>
 
同社の銘柄は宮寒梅
東北地方でも指折りの人気を誇ります。
 
その場で購入し、あとで冷やしていただきましたが、
馥郁(ふくいく)とした香りの、とても美味しいお酒でした。
一口呑んで大ファンになりました。
 

20110818_3-200x0.jpg

 
大津波による被害は、もちろん凄まじいものがありますが、
大地震そのものによる被害も甚大です。
 
古川地区は震度6強を記録。
寒梅酒造さんでも相当の損害が出ました。
 
上の写真にもあるインタビュー場所となった社屋は、
さほど被害はなかったそうですが、
裏手にあった酒蔵は崩壊。
 
瓶詰めしたばかりだった製品の
ほとんどが割れてしまったそうです。
 
寒梅酒造さんは綺麗な小川から近いところに建っています。
その小川の土手にあった道路が崩れてしまい、
取材当日もまだ工事中のため通行不能で、
カーナビの指示ではなかなかたどりつけませんでした。
 

岩﨑家は、もともとこのあたり一帯の大地主さんでした。
岩﨑さんは蔵元を始めてからは四代目で、
大地主としては「二十代目は超えていると思います」
とのことです。
 
同社ではネット通販より、いまも通常の販売ルートに力を入れているそうです。
 
岩﨑さんはこうおっしゃいます。
ご立派だと思います。
 
「うちは問屋さんや小売店さんに大きくしてもらった
酒蔵なんです。その恩返しの意味もあるし、皆で生き
残っていきたい。うちだけよければいいっていう考え
はあり得ない」
 
下の写真は、ご自身が所有する稲田です。

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こういう方たちこそ大地主だったわけです。
いわゆる農地解放は「よいこと」という文脈で
語られがちですが、本当にそうなのでしょうか。

その土地に責任をもち、働く人たちに目配りをしていた
地主さんたちの末裔が岩﨑さんのようなかたなのではないか、
と思うのです。
 
さて、岩﨑さんには、立派な跡継ぎの方がいらっしゃいました。

娘の真奈さんと、そのご主人の健弥さんです。
真奈さんはまだ26歳。ご主人も同い年です。
 

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ご夫婦で、若者に好まれる日本酒、
「一杯で旨い酒」造りを目指していかれるそうです。
陰ながら応援したいと思います。
 
岩﨑さんも、先の山内さんの記事でご紹介した、以下のファンドを利用しています。
ご興味のある方は、ぜひご覧ください。
 
■セキュリテ被災地応援ファンド >>>
 
 





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会社概要

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個人プロフィール

『月刊 ニュートップリーダー(L.)』(前身は「経営者会報」)編集部にて社長の取材記事を担当。約10年の間に600名以上の経営者に取材、多くの経営者に感銘を受けた経験から、「日本を支えているのは中小企業とその経営者」と確信し、敬意を抱いている。『経営者会報ブログ』サイト編集部員も兼ねる。

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    家づくりの節目節目には、地鎮祭や上棟式といった伝統的な”しきたり”のほか、今後の近隣の人間関係を円満に構築するためにおこなっておきたい”決まり事”がいくつかあります。それらの行事の中には、地鎮祭のように省略するケースが増えているものも....
  • 今週(5月15日ー28日)のお題 ■最近感動した、社長の本■ from フレキシブルチューブ、ベローズの三元ラセン管工業株式会社 代表取締役高嶋 博 社長の日記
    最近感動した、社長の本というか「年輪経営」の著者、伊那食品工業の塚越寛会長は 私の生まれ育った地元の大先輩として尊敬している経営者の一人です。 塚越寛会長の「社員を幸せに...
  • 武蔵野社長 小山昇氏の記事 from IT so easy !! 時空社長の日記
    日経新聞の夕刊、人間発見 というコーナーに武蔵野社長 小山昇氏のコラムが出ている。 小山昇の実践経営塾などを主宰し、「儲かる仕組み」をつくりなさい などの著書もベストセラーになった有名経営者だ。 そんな小山氏の大学生の頃の話にが載っていてワロタ(^^)...