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2007年11月29日(木)更新

【ブログピックアップ】京都工芸・寺田元さん

「ブログピックアップ」では、
経営者のみなさんの書かれたブログの中から、
お薦めのブログをご紹介しています。

今回のお薦めブログは京都工芸寺田元さんです。
 
 *      *      *


こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】京都工芸の寺田です。

よくタレントさんの鞄の中身を見せている番組を見ます。高価なもんは入ってませんが、とても私には必要なツールです。

私は大きく分けて4つのツールの柱を立てて持ち歩いています。

(続きはこちら)>>>
http://makasetaro.keikai.topblog.jp/blog/106/10006927.html

 *      *      *
 

寺田さんの鞄の中は、
ご本人のおもてなしの心、「ホスピタリティ」で、詰まっていたのですね。
「鞄も人なり」なのかもしれません。
(だとすると私の場合はすべてが混沌……)
 
それにしても、
車のトランクの中にはどんな兵器や装備が隠されているのか、
気になるところです。
 
寺田さん、ぜひ近いうちにアップしてくださいね。

(編集部・酒井俊宏)



けいかい11
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2007年11月26日(月)更新

【経営者会報ブログ第4回オフ会】 多数の方のご参加に感謝申し上げます!

さる11月22日、経営者会報ブログ・第4回オフ会
東京にて開催致しました。

今回は17時からのスタートで3部構成。

第1部:明大・久米さん門下生によるブログプレゼンテーション

第2部:学生と経営者、特別ゲストによるパネルディスカッション

第3部:経営者会報ブロガーと学生、ゲストを交えた懇親会

と、盛りだくさんのメニューをご用意させていただきました。

そのぶん、事務局のキャパシティを超えてしまった部分もあり、
進行上、不行き届き、不手際も多々あったことと存じます。

この場をお借りしまして、深くお詫び申し上げます。

とはいえ、会員のみなさまはじめ、スペシャルゲストの方々、
ご参加いただいた縁者の方々、
そして岡崎塾生、明治大学の学生のみなさまのお陰をもちまして、
盛況のうちに、幕を閉じることができました。

社長さんと外部のかた(とくに学生さん)の交流、
そしてウェブとリアルの連動──。

それは、2年前、当プロジェクトの発足時から、
私どもがおぼろげながら目指してきたことでもありました。
私は、今回のオフ会で大きな手応えを感じました。

それは、「こういう場を作るお手伝いがしたかったんだ」
という手応え、方向性は正しかったという確信です。

もちろん、すべてはみなさまのお陰です。
本当にありがとうございます!
厚く御礼申し上げます!

すでに何人かの会員のかたが、
ブログで当日のもようをアップされています。

ご執筆された順にご紹介させていただきます。

■京都工芸 寺田元さん
明治大学「ブログプレゼンテーション」

■ビー・ビーンズ 井上敬介さん 
「経営者会報ブログ第4回オフ会」御茶ノ水にて

■涯 石原将一さん
熱いブロガー石原です!

■枚岡合金工具 古芝保治さん
1122発表会・経営者会報オフ会に出席

■ハタノシステム 波多野容子さん
ブログオフ会に参加して

■レーザーテック 浜野太郎さん
経営者会報ブログオフ会

■サワダ製作所 澤田浩一さん
明大生のブログ起業論発表会を聴いて

■コクホー 庄山悟さん
素敵な出会いと再会【オフ会】に感謝

みなさま、さっそくありがとうございます!

下は、懇親会時のスナップの一部です。
私が撮ったので、ピントのあってない写真ばかりですみません。


いんねん
↑明治大学の遠藤さんに因縁をつける関西そのスジの人……
ではなく、二枚目社長の異色コンビ芸人「庄ちゃん元ちゃん」


すもう
↑こういう交流の仕方もある、みたいです


いしはらさん
↑手前のお二人は男前経営陣、涯の石原社長(右)と阿部専務(左)


なお、会員さん、ゲストの方には、
弊社のカメラマンの撮った記念写真を
追っておわけします


少しお時間を頂きますが、
必ずお届け致します。
上の写真とは出来が違いますので、どうかご安心ください。

今回のオフ会では、スタッフ一同、
参加いただいたすべての方に、
力と勇気をいただきました。

これからも、こうした機会をご提供するとともに、
会員のみなさまに貢献できる運営を心がけていきたいと
考えております。

一同を代表して、重ねて厚く御礼申し上げます。
ありがとうございました!

(編集部・酒井俊宏)




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2007年11月19日(月)更新

ブログで税務調査がスムースに運んだお話

取材で社長さんにお会いすると、
「なるほど、そんなことがあるのか」
「そんなものの見方があったのか」
と感心したり、納得したりと、
さまざまな刺激をいただきます。

とはいえ、雑誌には載せられない話も多い。
社長さんである以上、会社の評価にも関わってきますし、
底意地の悪い見方をする人も少なくないからです。

以下、記すお話も、
本来、匿名にさせていただいたほうがいい話かな、
と思います。

掲載に当たって、
匿名でも、お許しを得ないといけない、と思い、
ご本人におたずねすると、
「事実ですし、ブログにはこんなメリットがあると
伝わると思います。本名でいいですよ」
と、実名での登場をご快諾いただきました。

実名のほうが、もちろん説得力がありますので、
ご厚意に甘えさせていただきました。

その方は、みなさまおなじみの、
三元ラセン管工業社長・高嶋博さんです。
高嶋さん、ありがとうございます!

ご承知の通り、高嶋さんは熱心なブロガーで、
ほとんど毎日、記事を更新しておられます。

■高嶋さんのブログ >>>
http://mitsumoto-bellows.keikai.topblog.jp/

念のため、三元ラセン管工業さんは、
本業のフレキシブルチューブ、ベローズの開発・製造では
ニッチトップといっていい存在。
大企業とも多くの取引がありますが、
決して下請けではなく、パートナーとして
敬意をもたれています。

その同社に以前、税務調査が入ったときのこと。

「これだけ大企業とのつきあいがあるのに
接待をしていないはずがない」
と当初、調査官は疑い、
高嶋さんがこれまで書かれたブログをすべて
プリントアウトして持参して、
日々のブログと見比べ、経費や交際費をチェック・
照合したのだそうです。

もちろん、いくら調べても
なにも問題点は出てこない。

やがて、途中から、対応が変わってきて
丁重になってきたそうです。

高嶋さんは、出張や展示会などのお話も
写真入りで綴っています。
それらの日々の行動と、すべて辻褄が合うことが
調査官にもわかってきたからでしょう。

最後には、現場の調査官から、

「ブログを読んでいくうちに、
ウソをつかない人だと感じていました」

と言われたそうです。

高嶋さんいわく、

「ブログが正しい“アリバイ”を証明する
ツールにもなるのだな、と思いました」

社長さんが情報発信することのメリットは
こんなところにもあるのか、と思った次第です。

もちろん、それは高嶋さんのように、
真摯に綴られている人ならではの話ではあるでしょう。

逆に、ブログで飾ったことばかり書いている人だと
(うちの会員さんにはそんな人はいませんが)
必要以上に税務署側につつかれ、粘られてしまう、
そんな事態も起こりうるのではないかと思いました。

(編集部・酒井俊宏)



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2007年11月16日(金)更新

会社を継ぐということ 治部さんと井上さんのブログに感動!

中小企業の経営者の方々に取材でお話をうかがっていると、
思わず感動してしまうことが多々あります。

社員さんが頑張ってくれた話を
社長さんが涙を浮かべながら語られるときなど、
もらい泣きしてしまうこともしばしばです。

社員の方への思い、社会への思い。
もちろん事業への、ご本人の真摯な思い入れが伝わってくるからです。
さらには、日本人が本来、大切にしてきたであろう価値観、
人間としての精神、魂の「美しさ」を、
そこに見る思いがするからです。

そうした感動は、
会員のみなさまのブログからもいただきます。

先週、出させていただいた
「今週のお題・私が会社を継いだわけ」
お二人の社長さんがお答え下さいました。

ビー・ビーンズ井上敬介さんと、
治部電機治部健さんです。

私が変に引用・ご紹介する野暮はやめておきます。
お二方の記事をぜひご覧ください。

じんときます。泣けます!

■井上敬介さんの記事 >>>
http://kuromame.keikai.topblog.jp/blog/126/10006629.html

■治部健さんの記事 >>>
http://jibu.keikai.topblog.jp/blog/102/10006699.html

多くの中小企業経営者、後継者のみなさまは、
このお二方のように、
連綿と、先代さんの魂を引き継いで、
事業に勤しんでおられるのでしょう。

いつも思い、感じていることですが、
こうした方々が、この国を根っこから支えている──
私は心底、そう思っています。

治部さん、井上さん、素晴らしい記事を
ありがとうございました!

(編集部・酒井俊宏)



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2007年11月16日(金)更新

【ブログピックアップ】涯・石原将一さん

「ブログピックアップ」では、
経営者のみなさんの書かれたブログの中から、
お薦めのブログをご紹介しています。

今回のお薦めブログは石原将一さんです。
 
 *      *      *


とうとう第10回、最終回を迎えることとなりました。
最終回を飾るのは、株式会社涯 専務取締役 阿部征哉の登場です。

------------------------------------------------------

「石原っていうやつを紹介するよ。ちょっととっつきにくいけどすごくいいやつだから」


共通の知人の紹介で、池袋の居酒屋で出会いました。

「あーーー石原すっ!よろしくっ!」
「ど、どうも・・・よろしくお願いします」

とっつきにくい・・・
声でかい…

(続きはこちら)>>>
http://xgai.keikai.topblog.jp/blog/h/10006763.html

 *      *      *
 

面白い取り組みだなあと思い、「ご紹介しなくては…」と思っていました。
社長さんが「自分をどう見ているか書いてくれ」と社員さんに頼めるなんて、
よほど雰囲気のよい会社でない限り、なかなかできないことです。
 
社長ブログには、こんな使い方もあるのですね。
しかも、石原さんをご紹介される社員のみなさまの、
躍動感あふれる筆致も素晴らしい!
 
石原さん、そして株式会社涯のみなさま、
これからの記事を楽しみにしております!

(編集部・酒井俊宏)



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2007年11月15日(木)更新

【取材日記】サワダ製作所・澤田浩一さん

少し前、経営者会報ブログ会員さんの
サワダ製作所澤田浩一さんに
取材をさせていただきました。

記事は本誌12月号掲載予定の「社長ブロガー登場!」
おもにこの経営者会報ブログの会員のみなさまをご紹介し、
ブログを通じて得たことや
どのようなテーマで書いておられるのか等について
お話をお聞きしています。

会員のみなさまがたには、オフ会等を通じて、
澤田さんをご存じの人も多いと思います。
真摯でおだやかな、社員思いのかたです。

左が澤田社長、右のイケメンさんは
若手のホープ、営業部係長の南大介さん。
取材に同席し、現場の細かい点について、
補足してくださいました。

この取材のなかで一番印象に残ったことを
ご紹介しましょう。

さわださん

■澤田社長のブログ>>>
http://sawada.keikai.topblog.jp/
■サワダ製作所 ホームページ>>>
http://www.sawada-obk.com/

澤田さんは二代目でいらして、
元ソーシャルワーカーというご経歴の持ち主です。
経営者の方にはいろいろな経歴の方がおられますが、
サワダ製作所さんは水面計・液面計の専業メーカー。
そうしたものづくり系の会社では
かなり珍しいご経歴だと思います。

澤田さんはソーシャルワーカー時代、
「家族療法」という手法を学ばれ、
それをもとに、
患者さんのご家族まで含めて問題点を把握し、
そこに重点的にアプローチして
治癒に結びつけていくというお仕事をされていました。
その体験を経営に活かしておられます。

「全体の流れを見て、どこに一番負荷がかかっている
のか捉えることができたら、そこに力点を置いて管理
すればうまくいくんですね。でも、営業も製造も技術
も社員にかないませんし、私にできることも、それく
らいしかなかった(笑)」

そうご謙遜されますが、澤田さんがしておられることこそが、
社長の仕事の本質なのではないか、と思った次第です。

澤田さん、そして南さん、お忙しいなか、
ご協力いただき、ありがとうございました!

なお、連載「社長ブロガー登場!」は、
私が個人でブログを始める前から始まっています。
過去、10名の会員のみなさまにご登場いただいていますが、
そのときの取材の模様も、段々にご紹介していきたいと思います。

まだご登場いただいていない会員のみなさまにも、
いずれ、取材のお願いを差し上げることになるかと存じます。

その際は、どうかご協力を賜りますよう、
お願い申し上げます!

みなさまにお会いできる日を、楽しみにしております。

(編集部・酒井俊宏)



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2007年11月08日(木)更新

【ブログピックアップ】サーベイヤーズバンク・坂元健さん

「ブログピックアップ」では、
経営者のみなさんの書かれたブログの中から、
お薦めのブログをご紹介しています。

今回のお薦めブログはサーベイヤーズバンク坂元健さんです。
 
 *      *      *


昨年より、地元の相模原市内の相模原ロータリークラブ(SRC)に加えてもらっています。SRCのOBがウランバートルの日本語学校に赴任(寺子屋風塾でモンゴルの子供たちの日本語教育に尽力されているよし、半分はボランティア活動のご様子)されている関係で、現地ウランバートルRC(UBRC)との新たなパイプが生まれ、現在双方ともに連絡窓口を設け、情報交換を始めたところです。

(続きはこちら)>>>
http://surveyorsbank.keikai.topblog.jp/blog/112/10006652.html

 *      *      *
 

こうした民間での海外との交流は、どんどん広がっているようです。
多くのケースで核になっておられるのが、
坂元さんのような経営者の方たちであることに頭が下がります。
 
新聞報道などでは、「日本は国際社会の孤児になる」といった論調が盛んです。
与野党のごたごたを見るにつけ、
国家レベルでは、たしかにもうちょっとどうにかならないのか、
と思われる様々な停滞を感じますが、
そのぶん、民間の方々の努力によって救われているように思います。
 
坂元さん、これからの記事を、
編集部・事務局一同、楽しみにしております!

(編集部・酒井俊宏)



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2007年11月06日(火)更新

【取材日記】七福醸造・犬塚敦統さん

先週、経営者会報12月号巻頭カラー・
『異能経営者がゆく!』の取材で
七福醸造社長・犬塚敦統(あつのり)さんにお話をうかがってきました。

犬塚さんは、まさに“異能経営者”と呼ぶにふさわしい
経営をしておられました。

いぬづかさん

■七福醸造 
ホームページはこちら>>>http://www.shirodashi.co.jp/

犬塚さんの凄いところは、学ばれるたびに
ご自身の考え方を変え、
そのたびに経営のやり方も
変えてこられた点にあると思います。

いわば、自分で自分を変える力
秀でた経営者なのです。

犬塚さんは、かつてオイルショックの頃、
危機を迎えました。当時を次のように振り返ります。

「その頃は、儲けたい、会社を大きくしたい、
そればかり。でも儲けを追えば追うほど儲か
らなくなった(笑)」

発想をまったく変え、徹頭徹尾、
お客さんや取引先の要望に応えるようにしてから
七福醸造の業績は向上していったそうです。

3S運動にも力を入れ始め、
8年前には、食品業界で三番目だったという
ISO14001の認証取得にも漕ぎ着けています。

経営そのもののお話は本誌をお目通しいただくとして、
ここでは、同社が12年前から取り組んでいる
「100km 歩け歩け大会」という一大イベントをご紹介しておきます。

最初は同社だけでやっていた取り組みですが、
今では、同社の工場のある碧南市の企業も趣旨に賛同して数多く参加し、
地域での名物、風物詩になっています。

なにせ100キロですから、完走率は6割もない。
運営にお金もかかるため、参加費用がかかりますが、
一部はチャリティに回されます。

あるけあるけ

■歩け歩け大会 詳細はこちら
>>>http://www.ajitokokoro.co.jp/100km.html

100キロというのは気が遠くなる距離です。

ちなみに私の母校(茨城県立水戸第一高校)では、
秋に毎年「歩く会」を行っていて、
これは合計70キロを歩くものでしたが、
一番体力があった高校生のときだというのに、
最後はやけくそになってみんなで歌でも歌っていないと
足が動いてくれない。
翌日は寝込みたいくらいの疲労がありました。

だというのに、驚いたことに、七福醸造の社員の方々は、
こうしたときでも、ポイント地点になっているコンビニエンスストアなどで
用を足されたついでにトイレ掃除をしてしまうのだそう。

こんな素晴らしい社員さんたちを、
犬塚さんはどのようにして育てあげられたのか。
それも合わせて、くわしくは、12月1日発売の
経営者会報12月号をご覧いただければと思います。

(編集部・酒井俊宏)



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2007年11月05日(月)更新

【取材日記】フォーバル・大久保秀夫さん

過日、経営者会報12月号特集記事・
『社長の“見切る力”が会社を守る!』の取材で
フォーバル会長兼社長の
大久保秀夫さんにお話をうかがってきました。
冒頭の「提言」でご登場いただく予定です。

おおくぼさん

■フォーバル 
ホームページはこちら>>>http://www.forval.co.jp/index.htm

大久保さんは、ITベンチャー経営者のなかで
先駆者といってよい存在です。
同時に素晴らしい“論客”でもあります。

今回のテーマについても、

「難しい問題です。私などはどう見切るか、
常に迷いっぱなしです」

と前置きをしつつ、多くの経営者にとって、
示唆に富むお話をしてくださいました。
そのうちの一部をご紹介します。

「ある大企業が今10事業をやっていると
したら、たぶんそれと同じくらい、止めた
事業があると思います。それだけ見切った
結果、成長し、生き残ることができた。つ
まり見切りとは、捨てる勇気をもつことと
同義であり、それをトップが持ち続けてい
る会社が生き残るのだと思います」

全部ご紹介したいのはやまやまですが、
あとは12月1日発売の
経営者会報12月号をご覧いただければと思います。

大久保さんに取材をさせていただくのは
私は三度目ですが、
驚くのは、いつも考えを整理された
レポート用紙数枚にもわたるメモを
用意しておられることです。

そのことにふれると大久保さんは
こうおっしゃいました。

「せっかく取材に来て下さっているのだか
ら、私なりに精一杯考え抜いた意見をお話
して、少しでも多くの読者のお役に立ちた
い。適当に話していたら取材にきてくださ
る方にも読者にも失礼ですし、何より時間
の無駄ですから。お引き受けする以上は当
たり前のことです」

お忙しい最中にも、真摯に対応してくださる
大久保さんのような経営者がおられるおかげで、
私どもの雑誌は成り立っています。

大久保さん、ありがとうございました!

(編集部・酒井俊宏)



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2007年11月02日(金)更新

中小企業総合展2007に行ってきました!

本日11月2日まで東京ビッグサイトで行なわれた
中小企業総合展2007inTOKYOに行って参りました。

これは、300社以上の中小企業のブースが揃う
一大イベントです。

最終日の、それも終了間際の2時間ほどでしたので、
駆け足になってしまい、当初考えていた、
取材の足がかりにするような出会いはちょっと
つくれませんでした。
実に、営業力不足を痛感しております。

とはいえ、目的はもう一つあって、
そちらは達することができました。

会員さんの枚岡合金工具・古芝保治さん
出展しておられたので、ご挨拶したかったのです。

ふるしばさん

古芝さんはご商談中でいらしたので、
目と目でだけ、ご挨拶を交わさせていただきました。
古芝さん、お邪魔してしまい、失礼致しました。

同社のマスコット「ドルフィンくん」は元気に泳ぎ、
ひときわ目立っていました。

どるふぃんくん

300社以上出展しているというのに、
こうしたアピールをしておられたのは枚岡合金工具さんだけ。
さすがに古芝さんはアイデアマンでいらっしゃいます。

古芝さんもご自身のブログで紹介しておられます。

■中小企業総合展2007inTOKYO速報
>>>http://hiraoka.keikai.topblog.jp/blog/100/10006587.html
■中小企業総合展2007inTOKYO
>>>http://hiraoka.keikai.topblog.jp/blog/100/10006573.html

最後にご挨拶を、と思い、同社のブースにうかがうと、
あいにくご本人は他社のブースへお顔を出されてすれ違いに。

ですが、3S経営革新部統括リーダーの山口泰信さん、
同営業グループの高松定信さんのお二方に
懇切丁寧なご挨拶を頂戴し、デジタルドルフィンについてもご説明いただきました。
山口さん、高松さん、
お忙しいところ、ありがとうございました。

同社のブースだけでなく
中小企業の方々の熱気が伝わってくるイベントでした。

また機会があれば、もう少しゆとりをもって
見学・取材をしたいと思った次第です。

(編集部・酒井俊宏)



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個人プロフィール

『月刊ニュートップリーダー(L.)』(前身は「経営者会報」)編集部にて社長の取材記事を担当。十数年の間に800名以上の経営者に取材、多くの経営者に感銘を受けた経験から、「日本を支えているのは中小企業とその経営者」と確信し、敬意を抱いている。『経営者会報ブログ』サイト編集部員も兼ねる。

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